一話 ページ2
「―――――――は。」
死んでからの第一声はこれ。
当たり前の反応。
突然、"織田作之助に成り代われ"なんて言われたら。
「え、どっちの織田作之助ですか?」
…間抜けか。
我ながら間抜けな質問。
神は笑いもせず、無表情で言った。
「文豪ストレイドッグスの織田作之助だ。」
「あ、やっぱそっち?」
ですよねー。
私は軽く言う。
生前、私は文豪ストレイドッグスが大好きだった。
いや、今でもか。
私はある考えが頭に浮かんだ。
最悪の考えが。
「それって、死亡フラグ!?」
織田作之助は死ぬ。
どの道、私、死ぬ?
二度も?
そんなの、
「やだ。」
「安心しろ。手は打ってある。」
神はその時初めて笑った。
「まあ、本人と話したほうが早い。」
神はパチンと指を鳴らす。
男が現れた。
紛れもない、
「お、織田、作之助!?」
ふおお・・・。
正直感激だ。
生の織田作…!
すっご。
「・・・済まない。」
「え。」
いきなり謝られる。
「偶然、今日死んだのはお前だったとはいえ、
厄介な事をさせてしまう事だ。」
「えっと、大丈夫です。
これも、まあ、何というか、
運命、という奴ではないでしょうか。」
そう言うと、織田作之助は目を見開いた。
そして笑った。
うわ、その笑顔眩しい。←
「それなら良かった。
それで、俺に成り代わる理由だが―――――」
重要なことなのだろう。と身構える。
ところが、実際は拍子抜けする内容だった。
「――――――理由は特にない。」
「は?」
「このことについては私が説明する。」
神が話し始めた。
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ツツジタケ - つづ...続きを...すごく好きなので続きが欲しいです! (10月28日 11時) (レス) @page10 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 続きがない…?! (8月14日 16時) (レス) @page10 id: 07b28c2f89 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - 闇九尾さん» 有り難う御座います!これからもよろしくお願いします。 (2016年12月5日 19時) (レス) id: fa5d163a15 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - 夢見草さん» 嬉しいです。有り難う御座います! (2016年12月5日 19時) (レス) id: fa5d163a15 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - 我らが暴君ボスLOVEさん» 有り難う御座います!頑張ります。 (2016年12月5日 19時) (レス) id: fa5d163a15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あも | 作者ホームページ:
作成日時:2016年7月28日 21時