２５１Q 「�猝�し�瓠� ページ34
バスの時間が近づく、まだ他の人はいない
紫「……ひーちん、聞いて？」
緋「ん？」
紫原が珍しくか細い声で話しかけて来た
紫「オレね…ひーちんの事、好きなんだよ？知ってたー？」
ふにゃっと柔らかいで明るく伝えた
緋「うん…知ってたよ」
すると、紫原は少し震えて加えて早口で
紫「だよね、オレ結構露骨だったしー…
中学時なんかヤバかったし…」
緋「敦…」
紫「いいよ、返事なんか求めてないし
今、大変でしょ？だかさ…」
緋寄の話しを聞かずに一人で喋る紫原
緋「敦」
紫「オレより、赤ちんとかみどちんとかいいんじゃない？
峰ちんと黄瀬ちんはバカだし、黒ちんはちっさいし
あー…花ちんとか幼馴染だったね」
緋「敦っ…！」
紫「だからさっ……オレの事は…いいんだよ…？」
声は震え、目からは透明な粒が見えた
必死に捻り出すように言葉を発す
滴が流れないように上を向くが嗚咽が聞こえる
紫「ひーちんは……オレのこと…好き？」
この質問に緋寄は悩むしかなかった
紫原が望む答えは返せないからだ
紫「いいんだよ…？言ったじゃん、返事は良いよってさ
オレの気持ち知ってほしかっただけなんだから」
ごしこしと滴を腕で拭き取った
バスが来た
紫原がバスに乗ろうと立ち上がった
緋「ちょ、まってっ、敦！」
緋寄の立ち上がる
紫原がバスに乗った所でこっちに振り返る
紫「ずっと好きでいるから、だから…幸わせにね」
悲しい泣き顔ででもそれでいて優しい笑顔でそう言った
紫「ばいばい、またね」
バスの扉が閉まり、出発してしまった
緋「…っ」
自然に流れ出そうになる熱い涙を抑えるのに必死で
そこに突っ立っていることしか出来なかった
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
敦との思い出はどれも楽しいものばかり。
沢山の駄菓子やスイーツを食べたりした。
私の大切な時間を作ってくれた。
そんな隣にいるだけで嬉しい、優しい気持ちになれて癒される
私の大切な�猝�し�瓩瞭�
いつか敦の思う好きとは違う好きだけど
ちゃんと「好きだよ」と伝えたい。
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紅鬼姫 - ありがとうございます！頑張ります！ (2014年10月26日 18時) (
レス) id: 6fedcef3a8 (このIDを非表示/違反報告)
カーマイン - 面白いです！続き楽しみにしてます!! (2014年10月20日 19時) (携帯から) (レス) id: e687b61eeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅鬼姫 | 作成日時：2014年8月25日 10時
