【wt】雲間に差し込んだ光 (ページ45)

今日:6 hit、昨日:10 hit、合計:8,585 hit

42話ページ45

.

「そりゃあ、じんいちに頼まれて私ら2人で、＿＿＿」

私がそこまで言うと、急に後ろから圧迫感

手で口を塞がれている  振り向かなくても分かる

じんちいだ

蓋を取られてこちらに寄ってきていた青霄がじんいちの横腹を勢いよく殴る

、、、、青霄が殴ってなければ鳩尾に肘鉄をお見舞いしていた

青霄のフルスイングパンチを喰らっても悶えるどころかうめき声すら上げていない

つまり、トリオン体

ノーダメージである

じんいちの手を青霄が口元からはがす

私は睨みつけながら振り向く

案の定、笑顔のじんいちが立っていた

「なにすんの、やめてよ」

「言わないでねってせいちゃんからきかなかった？暗躍だってば」

ボソボソと耳打ちをされる

「耳元に寄らないでよ

青霄からは何も聞いてない、じんいちに聞けって」

じんいちがため息をつきながら頭を抱えたので、この辺にしておいてやろうと私は話題を変えようとした

「えぇーっと、どちら様ですか？」

ナイスタイミング

新しい後輩が揃った

「じゃあ改めて

この3人が修君たちが目指すネイバーフット遠征

その常連チーム

鈴暮隊(すずくれたい)の3人ですっ！」

「右から隊長の鈴暮夏月、狙撃手だ

次に海月青霄、万能手

最後に暁鐘海、オペレーター。こいつは元銃手だ」

「どーも」

「よろしく」

「昨日も会ったけどよろしくネっ！」

上から夏月、青霄、梅

「朝は相変わらず弱いんだねーなっちゃんは」

うるさい、ぶつぞ

「うん、声に出てるよ」

「ねェご飯は？」

鶴の一言ならぬ青霄の一言で遅くきた組の朝ごはんの時間になった

.