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37話:会議 ページ40

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「失礼します」




「ちょっと嘘でしょ!?じんいち??」



会議中の雰囲気に似つかわしくない声が部屋に響き、静かになる




「どうも皆さんおそろいで!

会議中にすみませんね」



視線が集まったその先の人物は話を続けた



「、、、迅、海月」



「き、、貴様

よくものうのうと顔を出せたな!」



「ぽん吉、血圧上がるよ?」



「なんの用件だ?

宣戦布告でもしに来たか?」



「違うよ城戸さん


交渉しに来たんだ」




「交渉だと!?

裏切っておきながら、、、」


「いや、本部の精鋭を撃破して本部長派とも手を組んだ

戦力で優位にたった今が交渉のタイミングでしょう」




「真史さん、加勢ありがとうございます

お陰で助かりました」



「こちらの要求はひとつ

うちの後輩、空閑遊真のボーダー入隊を認めていただきたい」


「なに?!どういうことだ?」


「太刀川さんが言うには本部が認めないと入隊したことにはならないらしいんだよね」


「なるほど

"模擬戦を除くボーダー同士の戦闘を固く禁ず"か」


(あのアホがそんなこと考えられるんだ)


「ボーダーの規則を盾にとって近界民を庇うつもりかね?」


「私がそんな要求を飲むと思うか?」





「もちろん、タダでとは言わないよ」





カチャリッと金属のような音を立てて迅が机に風刃を置いた



「代わりにこっちは風刃を出す」


会議室に衝撃が走った







「、、、、、、、は??」







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わんにゃん - (●︎´▽︎`●︎) (2022年5月2日 22時) (レス) @page1 id: a8a56b63b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:浮遊猫 | 作成日時:2022年5月2日 13時

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