日常 ページ1
「じゃーねー」
「また明日〜!!」
いつも通りの放課後。
教室は、男女それぞれの別れの声と、椅子や机を引き摺る音で溢れかえる。
下校のチャイムは、そこにいる生徒たちが発する音でかき消されていた。
その光景をまるでテレビを見ているかのように、ボーッと突っ立っていた私の背中を、誰かが押した。私は、その衝撃で我にかえる。
「それでさー」
「はっ？まじで？！」
男子が、私を押したのだろう。
彼らは私に見向きもしない。
「(まぁ、別にいつものことなんだけどね･･･)」
また少しの間ボーッとして、頭の中を空っぽにした。今の嫌な気持ちを、自分の中から排除するために。
それからしばらくして、コートを着て、5教科分の教科書などが詰まったスクールバックを背負う。
背負った瞬間、重さで少し体制が崩れた。
また人にぶつからない様に周囲を見回すが、その教室には、もう人がいなくなっていた。
あれだけ騒がしかったのが嘘のように、教室には静寂が広がっていた。
「さて。私も帰ろうかな」
名前、橘A。
年齢、15歳。
職業、学生。
好きな食べ物、苺ヨーグルト
趣味、ゲーム
特徴、
『人を信じることを諦めた』類の人間である。
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蓮牙(プロフ) - 白虎さん» ｳﾜｱｧｧありがとうございます｡ﾟ( ﾟ´д`ﾟ )ﾟ｡ コメント、すっごく嬉しいです！更新、頑張らせていただきます！！ (2014年11月30日 17時) (
レス) id: ee262b519e (このIDを非表示/違反報告)
白虎(プロフ) - 面白そうですね、更新頑張って下さい！ (2014年11月30日 17時) (レス) id: 6ab0f6639c (このIDを非表示/違反報告)
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