【おそ松さん】一松君なりの愛情表現

お名前 ページ6

彼と二人で、スーパーまでの道のりを歩く









「おい暇人、寒い。」









『君、パーカーで寒さ凌げるとでも思ってるの？

後ね、私は暇人じゃなくて
“綾瀬A”というちゃんとした
名前があるんです』









「…ふーん。俺だって君じゃないし」









また、ふいっとそっぽを向いた彼に問う









『あ、そういえば君、名前なんていうの？』









「………ま、松野一松」









『一松君か、よろしく』



「…っえ、いきなり名前呼び…？」









あ、名前呼び嫌だった？と
彼に目を向けると









マスク越しの彼の頬は
ほんのり赤く染まっていた。









…女の子に名前呼びされるの
慣れてないのかな









キョドキョドしている彼を見て
つい、ふふっと笑いを溢してしまう









「………な、何笑ってんの」




『いや、一松君面白いなーと思って』









ますます、君に興味が沸いた。

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