禁句だった ページ17
寝室に、敷布団を二枚敷いてやると
自動的に布団の中へ入ってくれた彼
それを横目に、私も布団へ潜り込んだ
.
「明日、アンタもついて来てくんない……謝りに行くの」
『うん、いいよ
……やけに素直だn…ゴフッァ！！」
独り言のように呟いたつもりが
聞こえていたのか
容赦無く私の背中にストレートを決められた
駄目だ。こいつに素直は禁句だわ。
同じ過ちをおかしてしまった私が馬鹿だった。
そして隣から来る殺意の籠った視線が痛い
「…もうお前黙ってろ」
『分かりましたごめんなさい』
照れ隠しだよね、彼なりの。
じゃないと私の身が持たない。暴れる。
一人で勝手に納得して暫く。
夢の世界へ飛び立とうとした矢先
トントン、と次は優しく肩を叩かれた
.
『……何、どしたの』
「……何か一人で寝るのって慣れないから。
……隣で寝ていい？」
恥ずかしそうに目を反らしながら言う彼に思わず心臓が高鳴った
.
寝る隙間を作ってやると
すんなり私の布団に入る
.
触れあう背中同士に
意外にドキドキしている彼の脈拍が聞こえた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てこ(プロフ) - 家宝さん» コメントありがとうございます！早くくっついてもらえるよう頑張ります(*^^*)更新頑張ります！ (2017年3月12日 11時) (
レス) id: 486ac37b62 (このIDを非表示/違反報告)
家宝 - 二人とも！素直になって、早くくっつけよ！更新待ってまーす！ (2017年3月11日 18時) (レス) id: 1a92c3fcbe (このIDを非表示/違反報告)
てこ(プロフ) - ロイド・ナルハさん» ありがとうございます！今日、無事入試を終わらせる事が出来ました！更新増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2017年3月9日 23時) (レス) id: 486ac37b62 (このIDを非表示/違反報告)
ロイド・ナルハ(プロフ) - てこさん» てこさんファイトです！(><♪) (2017年3月9日 23時) (レス) id: 776ed4d0ab (このIDを非表示/違反報告)
てこ(プロフ) - ももかさん» すみません！受験3日前でして(^^; 受験終われば更新増えると思います(>_<) (2017年3月6日 22時) (レス) id: 486ac37b62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huumi0001
作成日時：2016年3月28日 23時
