三話 ページ5
Knightsのパフォーマンスは，流石としか言えないほど素晴らしかった。歌もダンスもかっこよくて，見る人すべてを魅了する……
僕は彼らに拍手を送った。
「とても素晴らしかったよ」
泉「なぁんか嘘っぽい」
「嘘じゃないって！」
ジト目で見てくる兄さんに苦笑いすると，追加で付け足す。
「い，言うとすれば…ダンス，かな……」
蓮「ですね」
「あ，蓮くんもそう思う？よかったぁ〜」
蓮くんにギュッと抱き着いて頬をスリスリ……なんかすごぉく冷たくて怖い視線を二本感じるけど…無視無視♪
「えっとねぇ…司くん，嵐くん，凛月くん……三人の動きが合ってないよ」
蓮「三人とも，後半から疲れが見えています。ターンの重心がブレ，特につーちゃんはよろけて足ついてましたね」
司「っ………は，はい……」
「嵐くん，もっとご飯食べなきゃダメだよ？皆細いけど，嵐くんは特に細すぎるんだから」
嵐「はぁい」
「凛月くんはねぇ…まだ昼なのもあるのかなぁ？とにかく体力つけるのが大切だね」
凛月「えぇ………」
今気づいたんだけど…蓮くんって司くんのこと「つーちゃん」って言ってたの？！なんかいいなぁ…憧れる…
レオ「二人共！適格な指示ありがと！」
「いえいえ〜」
レオ「ちょっと待って！誰か，ペン頂戴！！ヤバいよ
また言ってる……音楽って霊感で作れるものなのかなぁ…？まぁ天才の言ってることなんて凡人の僕には理解できない事なのかぁ……
レオ「あぁぁぁ！！書ける！書けるぞーー！どんどん名曲が浮かんでくるぅぅ！！」
司「ちょっと
「Knightsの皆は大変だねぇ…」
泉「マジで……はぁ」
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