＃7 兄弟喧嘩 ページ8
「おまえが謝れ。」
「やだよ！おれ悪くないし！」
どうも、まふまふです。
唐突ですが、まふまふです。
今日はね、新曲作るのに、二人にちょっとアイデアをもらおうと思って稲荷宅にお邪魔したんだけど。
今から行くねって言ってから30分も経ってないはずなんだけど。
「なんで喧嘩してんの…？」
俺を出迎えてくれたのは、盛大な罵倒でした。
おい、僕一応先輩だぞ。来たら挨拶ぐらいしなさいよ。
勝手に来た身でなんだけど。勝手に来てなんだけどね！！←
しかも、その喧嘩の内容がわかれば、まだ対処できるのに。
「おまえが悪いから、おまえが謝るのが道理だろ。」
「謝らないし！てか、ドーリって何！？知らない言葉使わないでくれる！！？」
「逆ギレすんなよ！」
もうなんか、おまえらなんで喧嘩してんだよ。
早く仲直りしなよ。
僕のこのいたたまれなさはなんだよ。
除け者扱いしないで。(´；ω；`)←
「ねぇ、二人ともさぁ。」
思い切って二人の間に入ってみた。
そこで初めて、彼らは僕の存在に気づいたらしい。目を見開いて僕を見て叫んで………、
って、え！？気づくの遅くない！！？
「まふくん、いつ来たの！？なになに、超能力？ワープできんの！？どこでもなんたら的な！！？？」
「え、ほんと、…え？いつ来たんすか…？」
天ちゃんの勘違いとかノリはいつものことだからもうどうだっていいけど。
どちらかと言えば常識人の白くんさえ気づいてないって何。
ガチなトーンでいつ来たんすか、とか聞かないでよ。
訝しげな顔しないで。不審者見るような目だよ、それ。
え、これ俺が悪いの？？？
「君たち、なんでそんな失礼なの。僕だって、これでも一応先輩なんだよ。てか、ずっと前からいたしね！？」
「ずっと前からって……。
やだ、まふくん。それ、ストーカーって言うんだよ。」←
「ぶっ飛ばしていい？」
結局、あとから兄弟喧嘩の理由聞いた。
だがしかし。
「達也がオレのプリン食ったから。」
「でもその前に、恭也がおれのエクレア食った。」
｢え、じゃあどっちもどっちじゃん。｣
｢｢そうですね。｣｣
おまえら、ほんとなんなの。
いや、なんなの。(語彙力)←
続く
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作者名：千夜 | 作成日時：2018年1月21日 21時
