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人は皆、生まれた時はみな真っ白で。

そのあとの体験や、関わりで皆『自分の色』を見つけ形を作っていく。

此処に一人の青年がいる。

彼には何も無かった。

親も、友達も、財産も、経験も。

その為、彼は白色のままだった。

何にも囚われず自由。しかしそれは彼が「何者」でもないということでもあった。

彼は、旗を持った。

何も無いから、何も導けはしないから

彼の旗に色は無くて。

彼と同じ白色。

人はそれを見て、彼を『白旗』と呼んだ。執筆状態:連載中





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作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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作者名:まふぃん@白旗 | 作成日時:2018年10月21日 18時

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