【ツイステ】なんか表情動かないけど推しに囲まれてるんで幸せです。

10 計算どうり....なのか？ ページ10

そう、私はスラム街に来たのだ。

ここならラギブチ氏と一緒に暮らせると思ってね
でも私の考えが甘かった。
私がラギブチ氏と暮らせるわけがなかったのだ。



...だってさ？私の推しはラギーなんだよ！？！？！

もう最初見た途端悶えそうになったよ！
話しかけられた時も

｢ぇ...と...｣

とかろくな事話せなかったわ！

それに、私が名前を教た時なんか嬉しそうに獣耳ぴこぴこ動いてたんだよ！？
しかもゲームじゃ見られないショタラギーで！
もう萌の塊だよ！！！
なんなの！？殺しにきてる！？

とかいう今も隣をラギーが歩いている。
はあぁぁ尊い...

｢着いたっス！ちょっとボロいけどちゃんと住めるっスからね｣

おぉ...これは..

｢...引いたっスか？｣

｢...凄く...ステキ｣

本当にすごい。
石作りの家にちょっとツタが伸びていて、周りを獣耳が生えたちびっ子たちが遊んでいる。

こんなのラギーファンからすればその辺のタワマンに住めるということよりも価値がある事だ。

｢ラギー！このお姉ちゃんだれ？｣

｢この人はAっていって今日からここに住む人ッスよ｣

おっと、急な自己紹介だぞ？
こらそこのちびっ子、そんなキラキラした目で見るんじゃない。

だが、私にこんな大勢の萌に向かって自己紹介なんてハードルが高すぎる。

くっこれはなるべく使いたくなかったが仕方がない...



｢皆さんこんにちは！私はA アステリアです。得意な事は魔法を使うことです！よろしくお願いします！｣


｢へ？｣


そう、私はイデアさんスタイル、つまりタブレットに会話を任せたのだ。

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