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薔薇の花びらは13枚散る ページ13

『うわぁ…大丈夫?』


ナ「大丈夫な訳ないだろッ!」


放課後、わたしはナランチャの傷の手当をしていた。


『いたそー…』


ナ「そんで、ご褒美は?」『ご褒美…』


一生懸命考えた。そして『ご褒美はこの傷の手当でいいよね?』


ナ「ハァ?!傷の手当てくらい当たり前だろ?!」


『え〜!』


当たり前って!わたしがいなかったら傷の手当できなかったのに!


ナ「じゃあオレが考える。………ドラ○ンクエストの5持ってる?」


『も、持ってるけど…』ナ「1ヶ月間オレに貸してくれッ!!」


『ハァ!?いやだよ!だって裏ボのエ○タークも倒してないのにッ!』


ナ「そんなの知らねーよ、今日かしてくれッ!」


『ハァ…分かったよ。来て。』


わたしの家に着く。『ハイどーぞ。上がって。』


親は共働きでしかも海外で働いているから1ヶ月に1回しか帰ってこない。


ナ「何かキレーだな、お前んち。」


『ドラ○エ5ね。それ貸すからすぐかえってよ!』ナ「はいはい」


わたしの部屋へ行く。ナ「お前の本棚さ、マンガしかなくない?」


『え、そぉ??』わたしが勝手に買ってるだけなんだけど………



『はいドラ○エ5。』


ナ「お、サンキュー」そういってナランチャを家まで帰らせた。


何か精神年齢が幼稚園生みたい( ^ω^)・・・

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作者名:紅月桜 | 作成日時:2018年12月12日 20時

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