…毒より堪える… ページ20
「頼みたい事がある、勿論礼はする」
「それって…ボクとデートしてくれるってコトかい♡」
「デートじゃない、
アクセントを強調してAに聞こえる様に声のボリュームを上げるクロロ、ある意味必死。
「久しぶりにクロロに会いたいし…今からソコに向かうよ♢」
「来るな、用件は電話で間に合う」
「GPSで居場所見つけちゃった、じゃ、待っててね♧」
「おいっ…!! あいつ…切りやがった」
イライラしながらスマホをしまい、Aを見るとコソコソと外へ逃げ出す直前。
「誤解だA、ヒソカは変態だが俺まで同じ目で見るな」
『人の恋の形は色々あるよ…うん、クロロ、応援してる！』
「応援しなくていいし、なら何で逃げようとしてる」
『だってヒソカって人が来るんでしょう？ ２人の時間が必要なのでは…と…』
男２人で何もある筈が無い。
ましてやヒソカ、いや…ヒソカは “ 何でも喰う ” タイプ…。
クロロは頭を抱えAの誤解を解かねばと頭をフル回転させる。
『私は一旦外に出てくからごゆっくり〜…』
「待て、ちゃんと説明する。 ヒソカは元団員、俺と戦いたくて偽装入団してた奴だ」
『え、そうなの？』
「俺が念を使えなくなってバトルが出来なくて出ていった、ただの戦闘狂だ」
『変態で戦闘狂…凄い趣味幅広い持ち主だね…イルミにそんな人が居たなんて聞いてないよ』
「イルミも危ない奴だと思ってはいるんだろう。 必要がないから話さなかったんじゃないか？」
納得したのか窓枠から足を下ろすA。
余計な労力を使わされたとヒソカに対して心で舌打ちするクロロ。
タダではやられないクロロは悪巧みを思い付き、悪い笑みが浮ぶ。
「ヒソカは大の甘いもの好きだからAのさっきのドリンクを飲ましてやるときっと喜ぶ」
『おもてなしは得意じゃないけど…お願いするだけじゃ申し訳ないよね、頑張って作るみるね』
「すまない。 だが奴の事だ、さっきの会話からして来るのが早いと思うが作れそうか？」
『なんだか超人的な人だね、分かった！ 急いで作って間に合わせないと』
慌ててキッチンに駆け込む姿は可愛らしいが…
レシピなどないドロドロの「何か」を思い出しクロロは戦慄する。
「
さりげなくAに失礼だが、それ位Aの手作りはヤバい。
「下手な毒よりよっぽど
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みお(プロフ) - あー…ほんとに主様の作品大好きです…。今日一気読みしてもうほんとに好きです(？) (2022年10月2日 23時) (
レス) @page48 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
和花 - 絵めっちゃうまいし、とても面白いです！他の話も読みました！ゆーじさんが描く話、とても大好きです！ (2022年2月9日 14時) (レス) id: 7730c8acb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - メッセージありがとう〜！もう週明けになっていたとは…時間の流れが早過ぎて驚いた。遅くなってしまって本当に申し訳ないです！スミマセン…!! (2019年2月25日 1時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - テスト前故しばらく浮上してませんでした...。気づいてなくてすみません(汗)桜の方、ちょっと覗いてみてください。更新はまだ先になります。次の更新も、楽しみにしててください！絶対ですよ！ (2019年2月22日 21時) (レス) id: 504932b45f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - kayaさん» こんな自分がkaya様を何と呼べばいいのか…!!!?か…かや…kayaさん!!もー本当にイイ子だー…ちゃんと躾されていい友達にも恵まれて素晴らしい人生歩んでいそう。勿論辛い事もあると思うけれどそれでkayaさんの才能を潰さないようにね。kayaさんの夢、叶う事願ってるよ。 (2019年2月20日 1時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2018年11月4日 5時
