…念能力と神字… ページ19
「神字の専門書は無い」
『えっ！？ 何で！？』
「そもそも念は一般に知られていない、本屋で売ってる筈ないだろう」
『あー…そっかー…』
心底ガッカリしたAはクロロが寝そべっていたソファーに頭だけドサッと乗せた。
「売っていないがプロハンターの間で伝授されてる」
『おおっ!!』
勢い良く背をピンッと伸ばすA。
「ハンターライセンスを持ってる…訳ないよな」
『…無いデス…そもそも受かる気がしないし、受ける気もなかったし…』
「大方想像はついてた」
『…スミマセン』
シャルナークはハンターライセンス所持者。
だが幻影旅団員である為、連絡は取れない。
心当たりがある人物は居る。
イルミとヒソカ。
クロロの個人的な感情で今はイルミに借りを作りたくないし関わりたく無い。
関わりたくないで言えばヒソカも同じだが除念師探しも含め色々使える人材。
「俺は念が使えないが
『皆だって常時念を使って気を張ってる訳じゃないでしょ？ 絶対に必要だよ！』
Aが望む事は何でも叶えてやりたいと思うクロロが折れるしかない。
「…分かった。 連絡してみるが期待はし過ぎるなよ」
『ありがとうクロロ〜！』
期待するなと言ったがAの為だと思うと何でも引き受けてしまうクロロ。
スマホをポケットから取り出しヒソカのナンバーを見るが、どうにも気が重い。
やはり止めようかと思うが除念と神字に協力してくれそうなのはやはりヒソカのみ。
重いため息を吐き、どうにでもなれとヒソカのナンバーを押しコール音を聞いていた。
「やぁクロロ、どうしたんだい？ ボクに電話を掛けてくれるなんてサ♢」
その声を聞いて、全くもって無意識に “ 通話終了 ” ボタンを押してしまう。
『ちょっ！？ 何してるの！？ 何で通信切っちゃったの！？』
「……つい」
『つい、じゃなーい!! 早く掛け直して!!!』
Aにせかされ再度電話帳アプリを開こうとするとヒソカの方から電話を掛けてきた。
「酷いなァ、ボクはクロロの名前がディスプレイに見えただけで嬉しかったのに♡」
「黙れ」
「えー…デートしたい
ズササッと壁まで後ずさりするAの顔は引き攣っている。
それを見てクロロは「ヒソカ…絶対殺す、必ず殺す」と誓った。
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みお(プロフ) - あー…ほんとに主様の作品大好きです…。今日一気読みしてもうほんとに好きです(？) (2022年10月2日 23時) (
レス) @page48 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
和花 - 絵めっちゃうまいし、とても面白いです！他の話も読みました！ゆーじさんが描く話、とても大好きです！ (2022年2月9日 14時) (レス) id: 7730c8acb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - メッセージありがとう〜！もう週明けになっていたとは…時間の流れが早過ぎて驚いた。遅くなってしまって本当に申し訳ないです！スミマセン…!! (2019年2月25日 1時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
kaya(プロフ) - テスト前故しばらく浮上してませんでした...。気づいてなくてすみません(汗)桜の方、ちょっと覗いてみてください。更新はまだ先になります。次の更新も、楽しみにしててください！絶対ですよ！ (2019年2月22日 21時) (レス) id: 504932b45f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーじ - kayaさん» こんな自分がkaya様を何と呼べばいいのか…!!!?か…かや…kayaさん!!もー本当にイイ子だー…ちゃんと躾されていい友達にも恵まれて素晴らしい人生歩んでいそう。勿論辛い事もあると思うけれどそれでkayaさんの才能を潰さないようにね。kayaさんの夢、叶う事願ってるよ。 (2019年2月20日 1時) (レス) id: 48b034f42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーじ | 作成日時：2018年11月4日 5時
