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二七話 ページ31

黒尾side


研磨はどこに行ったんだ。

体育館から出て約1時間。ずっと校舎内を走り回っている。

今だに研磨には会っていない。

あいつらの言っていることは、信じられなかった。

嘘だと、冗談だと思って研磨を探し始めた。




だけど...

『クロありがとう。』

『ごめん。』



俺の元には、この二つのメッセージが送られてきていた。
それに俺は気づいていなかった。


このメッセージを見つけた時、なんだかすごく嫌な予感がした。


もしかしたら、さっきあいつらが言っていたことは本当なのではないだろうか。
そう思った。






だけど、絶対に認めない。


俺はあいつを信じている。






俺は長く続く闇の中を、全力で走った。




_______________________

孤爪side





俺の元には、鬼だというメールが届いた。

でも別に、動揺とかはしなかったし、むしろ自分にあってるかもとさえ思った。


ただ、一つだけ気掛かりなことがあった。

このメールは、たったひとりの理解者である黒尾と離れなければならないという知らせだった。


はっきり言って、それは嫌だった。

小さいときから、ずっと一緒に過ごしてきた。
俺の友達はクロだけだった。



だから、トイレに行くという嘘をついて、こっそり最後のメッセージを送った。

これが、俺の決意だった。


その後は、ひとり廊下を歩いていた。
すると、声が聞こえて来る部屋があった。


その扉をゆっくりと開けると、ゲームの中で見たことがあるような光景が広がっていた。

今まで、人を殺すことなど考えたことは無かったが、何だか少しやってみたいと思った。



だから俺は・・・



「夜久さん、今までありがとう。」


一番近くにいた金田一を刺した。




罪悪感は微塵もなかった。

むしろワクワクした。ゲームをやっているような感覚になった。




俺の今の行動が、取り返しのつかないことだというのは分かっていた。







孤「次は誰にしようかな?」








一度やってしまったら、もうそれを永遠と繰り返すしかないと思った。

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設定タグ:ハイキュー!! , ホラー , 死ネタ   
作品ジャンル:アニメ
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ゆうにゃん11(プロフ) - 実央さん» ありがとうございます!!更新頑張ります。 (2016年3月14日 14時) (レス) id: a050ebb2e9 (このIDを非表示/違反報告)
実央(プロフ) - チャラ男だと思うんだけどな…のやっさんが気づいたなら私もできるはずじゃー!更新頑張ってください! (2016年1月6日 12時) (レス) id: 95679b4124 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうにゃん11(プロフ) - ゆーらんさん» コメントありがとうございます(*´ω`*) (2015年12月4日 22時) (レス) id: f1035b009b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーらん - 嘘ぉ!!O.Tってチャラ男じゃないの!? 何だ……!嗚呼えぇもう一回考えよ ノヤっさん……ο(°´д`)ο (2015年10月29日 21時) (レス) id: 5ba950dabe (このIDを非表示/違反報告)
ゆーらん - 面白いです、O.T分かりました!! イニシャルであらわすとか岩ちゃん、 きずかないのかな?? 頑張ってください (2015年10月29日 21時) (レス) id: 5ba950dabe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たお(元ゆうにゃん11) | 作成日時:2014年11月23日 13時

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