52.タイラント ページ5
色々と便利な世界になってるようだ。
まとめると、どうやら私はばっちり英語を話してて、話す相手側にもばっちり伝わってるらしい。あまりにも違和感なく会話してたし気にする余裕も無かったわけだけど。
私は日本語を話してるつもりなんだけどね。なんてこった。
「それで、そのメモにはなんて書いてあるの？」
「ああ。ベンの残したメモなんだが、こう書いてある」
“警察署はもう化け物だらけだ。忌々しい唸り声がここまで聞こえてくる。だが、俺が恐れてるのはゾンビなんかじゃない。
コードネーム、〈タイラント〉
奴らが極秘に開発した究極の生物兵器だ。
まさか、あんなものまで出してくるとは…。
おそらく、奴に下された命令は後に証人となるものの抹殺。”
これが、メモに書かれた内容。
えーと、つまり…どこから整理したらいいのか。
頭が混乱するんだけど…。
「彼を殺したあのおっきい化け物の正体が、タイラント…ってことだよね。これを開発したのはアンブレラ…」
「ベンは口封じに殺されたって事だな」
「いやいやいや、おかしすぎでしょ何それ…。なんであんなやばいもの開発するわけ？意味分かんない…」
アンブレラってのは頭がおかしい人達の集まり？
こんなやばい事して一体どうしたいのか。
「なんかムカついてきた！今からアンブレラっての、殺っちゃう！？」
「落ち着け。君が言うとなんだか冗談に聞こえない」
「まぁ冗談なんですけどね」
やだよ。そんなやばいもん開発しちゃってる奴らのとこになんか行きたくないね！
「とにかく、カードキーも手に入った。先を急ごう」
「だね！急ごう急ごう！」
さっさとこの恐ろしい場所から出なくちゃ。
急げ急げと少しレオンの前を早足で進む。
「A、危険だからあまり前には、」
その瞬間、非常サイレン音が鳴り響いた。
ふと横を見ると何故か牢に入っていたはずのゾンビ達が出てきていて、こっちに近づいてきていた。
せっかくカードキー手に入れてウキウキしてたのにそんな上げて落とすような事する！？
ひぃぃ！と声をあげているとレオンに腕を掴まれた。
「こっちから迂回して行く！」
「ラ、ラジャー…！」
すぐ傍にあるレバーを操作すると、目の前の扉が開いて道が出来た。
ここから奴らから逃げてなんとか脱出したいところ。
なんだけど、前方に現れたものを見て血の気が引いた。
…そう、奴がいたのだ。
タイラントが。
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里胡(プロフ) - ヤバ〜！！とうとうシリーズ３....めちゃ楽しみですっ✨ (5月8日 0時) (
レス) @page48 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - しののめさん» わー！数ある作品の中からこちらを見つけてくださり嬉しいです…！それに一気に見てくださって…（ ; ; ）ありがとうございます！また近々更新しますので、楽しみに待っていてください(*ˊ˘ˋ*) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - 里胡さん» 神作…！ありがとうございます（ ; ; ）わくわくしてもらえて嬉しいです♪励みになります！また近々更新しますので楽しみに待っていてください(* 'ᵕ' ) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
しののめ - バイオハザードをプレイするようになってこの作品にたどり着いたのですが、ここまで一気に見てしまいました🤭無理せず、更新して頂けると嬉しいです！応援しています😳 (4月3日 9時) (レス) id: 47229d96fd (このIDを非表示/違反報告)
里胡(プロフ) - 相変わらずの神作です✨更新された度にわくわくしながら見ています！無理をしない程度にこれからも頑張っていただきたいです☺️次回も楽しみにしてます！！ (3月21日 22時) (レス) @page40 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2023年7月18日 22時
