51.不思議なこと ページ4
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再び留置所へ戻ってきた私達。
レオンがさっそく、入手した電子部品を分電盤に取り付けていた。
するとガシャンと音を立てて牢屋の扉が開いた。
「やった！開いた！」
これでカードキーを手に入れられる！
ここまで来るのにどれだけ苦労したことか…。…まぁ、私は何もしてないんだけど。ほぼレオンが色々やってくれてただけで。
レオンが開いた牢の中へ入り、ベンの首からぶら下がるカードキーを取ろうとしていた。
…が、不思議そうに小首を傾げてベンのポケットから何か小さな機械のようなものを取っていた。おそらく録音機。
レオンがスイッチを入れると音声が聞こえてきた。
『ああ…でもそれじゃあ何の説明にもなってないと思うがな。アンブレラが例の孤児院を支援してるなんて偶然とは思えない』
『これはアンブレラが設立した奨学金の取材じゃなかった？』
『はっ、そんなネタじゃ誰も食いつかない。みんなG-ウィルスについて知りたいんだよ』
『どこでその名前を！？』
『しかも町のクソでかい穴ぼこは地下にあるアンタの研究所に通じてるんだってな。なぁ、本当のとこ教えてくれよ』
『もう話す事はないわ』
そこで音声は途切れていた。
何かの取材記録…だよね。
「よく分かんないけど、アンブレラって会社…なかなかキチガイっぽいね」
ウィルスがどうとかこうとか…。難しい話は分かんないけど。
一体どうなってんだこの世界は。
はぁ、と片手で顔を覆ってため息をついているとレオンに名前を呼ばれた。
「これを見てみろ」
「…メモ用紙？」
どれどれ。と、机に置かれたメモ用紙に書いてある文を見てみる。
…ふむ、ふむふむ。
顎に手をやりながら、じっと文を見つめた。
………。
「A？」
「あの、ごめんレオン。一つ言いにくい事言ってもいいかなぁ…
「…なんだ？」
「私、英語読めません」
レオンは拍子抜けしたように目を丸くして私を見てきた。
いやうん、ほんっとごめんだけど読めないんだわ！英語何それ美味しいの！？
頑張って読解しようとしたけど無理！そういえばここはアメリカ！英語の国！
「喋れるのにか？」
「……え？喋れる？」
「英語は堪能だけど、文を読むのは苦手って事か」
レオンのその言葉に今度は私が目を丸くさせる番だった。
そういえば私達、普通に会話が成り立ってるよな。
レオンが日本語喋ってる…とかじゃなくて？
今の言い方だと私が英語喋ってるみたいな感じだったけど。
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里胡(プロフ) - ヤバ〜！！とうとうシリーズ３....めちゃ楽しみですっ✨ (5月8日 0時) (
レス) @page48 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - しののめさん» わー！数ある作品の中からこちらを見つけてくださり嬉しいです…！それに一気に見てくださって…（ ; ; ）ありがとうございます！また近々更新しますので、楽しみに待っていてください(*ˊ˘ˋ*) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - 里胡さん» 神作…！ありがとうございます（ ; ; ）わくわくしてもらえて嬉しいです♪励みになります！また近々更新しますので楽しみに待っていてください(* 'ᵕ' ) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
しののめ - バイオハザードをプレイするようになってこの作品にたどり着いたのですが、ここまで一気に見てしまいました🤭無理せず、更新して頂けると嬉しいです！応援しています😳 (4月3日 9時) (レス) id: 47229d96fd (このIDを非表示/違反報告)
里胡(プロフ) - 相変わらずの神作です✨更新された度にわくわくしながら見ています！無理をしない程度にこれからも頑張っていただきたいです☺️次回も楽しみにしてます！！ (3月21日 22時) (レス) @page40 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2023年7月18日 22時
