58.アンブレラ ページ11
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「アンブレラ社は知ってるわね？アンブレラは密かに生物兵器を研究してた。恐ろしいウィルスよ。人を不死身の化け物に変えてしまう」
「今の状況も説明がつくな」
町をゾンビで埋め尽くしたとんでもない会社。
“Umbrella”と大きく書かれた看板。私達はアンブレラ社の前まで来ていた。
「だからアネット・バーキンを追ってるの」
「アネット・バーキン…？」
「アンブレラの科学者でウィルスをまいた張本人よ。彼女を見つけて捕える」
「でも、とっくにどこかに逃げたかもじゃ…」
「いいえ、いるわ」
そう言ってエイダさんは立ち止まる。
目の前には下水道の入り口。エイダさんに着いて来たのはいいものの、…何故…下水道？
戸惑っていると、彼女は肩をすくめた。
「アネットはこの先よ」
「げ、下水道通るんですか…」
「嫌ならここで待つ？」
「いや、い、行きます」
下水道…下水道かぁぁ…。
汚いとか怖いとかそんな甘ったれた事言ってられない…！
2人について行くって決めたばかりでしょ私。
「レオン、先行って…」
「ああ」
「私は真ん中でお願いします！！」
「怖がりなのね」
「こんなの普通怖いです！！」
先頭も1番後ろも絶対嫌だ。
レオンとエイダさんの間に挟まれながら、下水道を通る。
蛍光灯の光があるから良かった。薄暗さはあるけど、真っ暗闇よりマシだ。
銃をしっかり握りしめて前を歩くレオンに続く。
「科学者がこんなところにいるのか？」
「本部の情報によればここはアンブレラの施設と繋がってる」
「おいおい…下水は公共のものだ。どうやったらこんな場所を使える」
「企業国家アメリカへようこそ。アンブレラは長年ラクーンシティを牛耳って来た」
なんだか恐ろしい会話を私はただ黙って聞いていた。
アンブレラって一体どれだけの力を持ってるんだ。それこそ…国規模のもの？
これからその施設に向かって、アネット・バーキンって人に会って捕まえたら…このゾンビの世界は解決するのかな。
…いや、きっとそんな簡単な事じゃないよね。
そう思っていると、突然地面が揺れた。
咄嗟に壁に手をついて体勢を保つ。
「何、今の揺れ…」
「地震か？」
「こんな所で地震なんて勘弁してほし……」
私は言葉の途中で体を硬直させた。
柵の向こうに大きな謎の生き物が這っていたからだ。
「何だアレは！？」
「なんか…ワニっぽいんだけど」
ワニってあんなでかいっけ…。
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里胡(プロフ) - ヤバ〜！！とうとうシリーズ３....めちゃ楽しみですっ✨ (5月8日 0時) (
レス) @page48 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - しののめさん» わー！数ある作品の中からこちらを見つけてくださり嬉しいです…！それに一気に見てくださって…（ ; ; ）ありがとうございます！また近々更新しますので、楽しみに待っていてください(*ˊ˘ˋ*) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - 里胡さん» 神作…！ありがとうございます（ ; ; ）わくわくしてもらえて嬉しいです♪励みになります！また近々更新しますので楽しみに待っていてください(* 'ᵕ' ) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
しののめ - バイオハザードをプレイするようになってこの作品にたどり着いたのですが、ここまで一気に見てしまいました🤭無理せず、更新して頂けると嬉しいです！応援しています😳 (4月3日 9時) (レス) id: 47229d96fd (このIDを非表示/違反報告)
里胡(プロフ) - 相変わらずの神作です✨更新された度にわくわくしながら見ています！無理をしない程度にこれからも頑張っていただきたいです☺️次回も楽しみにしてます！！ (3月21日 22時) (レス) @page40 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2023年7月18日 22時
