29話 アストロブレイク ページ35
それを境に、攻撃はジェミニストームへ。
円堂「右だ！」
円堂が相手の動きを見極め、吹雪へと指示。
それに頷いた吹雪は、
吹雪「アイスグランド!!!!」
お得意のスピードと必殺技で、相手から華麗にボールを奪う。
壁山「吹雪さんのスピードがなきゃ、止められなかったっス！」
その言葉に、みんながようやく納得する。
そんなみんなに、レーゼはあくまで冷たく言い放つ。
レーゼ「我々のスピードに慣れてきたと言うことか。地球の民も、最低限の学習能力は持っていたようだな」
そして彼は、怪しげな笑みを浮かべた。
レーゼ「だが、ここまでだ！」
レーゼは、後ろにいたパンドラにパスをする。
パンドラは、私から見て左にいた、イオにパスを出した。
東雲「(ﾊｯ」
望…あの頃の癖、まだ変わってないんだね
パンドラは、イオにパスする前に、舌舐めずりをしていた。
まだ雷門は分かってないみたいだけどね。
鬼道「なんだ⁉このパターンは！」
パンドラは、レーゼにパスをする。
その時、レーゼがシュート体制に入った。
東雲「!!まさか…!!円堂来るぞ!!必殺技だｯ!!!」
ゴールにいる円堂に、出来る限りの大声で伝える。
リュウジが、ゴールから離れた所からシュートするなんて無謀な事する訳ない。
だとしたら、絶対に破られない何か…
そう、必殺技しか考えられない。
レーゼ「アストロブレイク!!!!」
財前「ザ・タワー!!!!」
レーゼは予想通り必殺技を出す。
レーゼの必殺技に、財前さんが止めに入るも…
財前「うわぁｯｯ!!!」
その塔は、簡単に砕け散ってしまう。
壁山「ザ・ウォール!!!!…あぁぁ！」
壁山も、少し堪えたかと思われたが、難なく打ち破られてしまった。
円堂「入れさせるか！」
ダメだ…あの威力はマジン・ザ・ハンドで防げるかどうか。
スピードに対応する為、円堂は爆裂パンチらへんを使うだろう。
それじゃ無理だｯ!!
まだ…まだ、円堂の力じゃ早い!!
円堂「爆裂パンチ!!!!…うあぁぁ!!!」
…やはり、あれでは止められなかったか
ゴールと同時に、前半終了のホイッスルが無情に鳴り響いた。
ゴールにうずくまる円堂。
そんな円堂に、レーゼが近づいて行った。
レーゼ「分かっただろう？人間は、我々に勝てるはずがないのだ」
冷たく見下ろすレーゼを、下から睨み返す円堂
円堂「(たしかに凄い技だ…だけど…!!)」
僕は少し離れてその様子を見ていた。
東雲「円堂…」
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます！ (9月1日 0時) (
レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます！ わ〜〜そうなんですか！？ 恐縮です、ありがとうございます…！ ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして！この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2017年9月8日 18時
