・・・あれ? ページ23
屯所に戻って、眠くて眠くて昼寝してた。猫らしく縁側で。それで今、起きたのだが···。
「···戻った?」
手はちゃんと指が5本づつ両手に付いてるし、髪も見慣れた長さになってる。でも、1つ困った事が、
「なんで大きさが猫のまま?」
体を起こしたら瞬殺で分かった。足も胴体もなんか短いんだもん。
土「···A、何があった?」
通りすがりに苦笑いでコッチを見る土方さん。
「私が聞きたいです。ショタ化ですよ。形しか戻ってませんよ。」
ひょいと手を伸ばして私の足元に置く土方さん。そこに乗ると高速エレベーターみたいに上がった。
「思ったんですけど、もう一回寝たら元通りになったりして。」
土「明日に期待だな。」
「ですね。」
土「あと、総悟起こしといてくれ。」
「はーい。」
手から飛び降りて、総悟の背中に飛び蹴りを食らわせた。小さいから本気出して大丈夫かと思って本気で蹴ってみたら、威力だけは戻ってて焦る。ゴロゴロと庭に転がった総悟を見下ろしながら叫ぶ。
「おーきーろー!」
沖「姉上、戻ったんですかぃ?」
「形だけ。土方さんが読んでたよ。」
沖「チェッ。」
「おい。」
そんなこんなでショタ化した私。トテトテと廊下を歩く音が他の隊士達に変な印象を与えていた。そりゃあ猫だったのがさ、ショタになってさ。驚くよ。驚くけれども!引かれてるんだもん···。なんか悲しいよ。
山「Aさん、それどうしたんですか!?」
「寝たら、猫からショタに進化したの。」
山「反応に困る···。」
そんな事まで言われたし。なんなら猫のままの方が良かったんじゃ無いかなぁ···。
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月猫(プロフ) - *恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友さん» 文才ありありだなんて・・・!小説、見に行きます♪ (2017年10月22日 10時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
*恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友(プロフ) - 月猫さん» そんな文才ありありの月猫さんに私の小説を読んでいただきたい(( (2017年10月22日 8時) (レス) id: a50b694780 (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - *恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友さん» コメント、ありがとうございます!ちょっと自信無かったので、とっても嬉しいです! (2017年10月21日 22時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
*恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友(プロフ) - 土方さんの口調が似ていてスゴイです! (2017年10月21日 21時) (レス) id: a50b694780 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月21日 21時