今日:8 hit、昨日:15 hit、合計:61,135 hit
小｜中｜大
4 ページ23
「ねぇ雅紀。俺の神様は人かなあ」
朝ごはんを食べていたら何か考え込んでいた潤ちゃんが口を開いた
「へ？なにが？」
どうゆうこと？
「人の神様は終わりを作ってくれたのに俺には終わりがないんだね。」
ああもうそんなに苦しそうな顔をしないで
だから昨日あんなことを言ってたの？
クリスマスだったっていうのに。
"もしもね、この聖なる夜が始めからなかったのなら、あの真っ白な世界を朝とは呼ばないでしょ？終わりのないものなんて最初から始まりなんてないんだよ"
そう悲しそうに微笑んだ潤ちゃんに俺は何も言えなかった。
ねぇ不死鳥、いるなら早く俺に永遠を与えてよ。
潤ちゃんと永遠にならせてよ。
永遠に俺と一緒にいようって。
そう言ってあげたいのに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんた | 作成日時：2019年7月27日 2時
