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164話 ページ36

貴方side




アンカーを刺し、取り合えず高いところに昇る。


……が…


急に私の回りが暗くなる。

何かの影に覆われた私は、この影が巨人のものだと気づくのに時間がかかった。


後ろをバッと振り向くと、ニタァと笑っている巨人が…

巨人は手を大きく振りかぶり私を目掛けてスウィング……


ガシッ)


貴「?!」


私を抱き上げているのは……


貴「リ……ヴァイ…」


まさか、来るとは思わなかった…


リ「おい……何ボケッとしてんだ!」


そう私に怒鳴るリヴ ァイは私を思って真剣に怒ってくれているのだろう…

貴「…ん……ごめん…」

自分でも驚くほど弱々しい声が出た…


リヴ ァイは私を安全な所に降ろし、直ぐに巨人の元へ向かった。


勿論あっさりと倒したリ ヴァイは手にこべりついた血を拭っている。


リ「ったく……撤退命令が出たのに何故撤退しねぇんだ……」


貴「うん…ごめん…」


リ「さっきも一人で行動…俺の班に居るからには俺の命令に従え…」

リヴ ァイが静かに怒りを表していた。

貴「うん…ごめんなさい…」

私は謝ることしか出来なくて、リヴ ァイの顔から目を背けた。


リ「おい…此方を見ろ…」


リヴァ イの圧に負けた私はゆっくり、伏せいていた顔をあげる。


リ「心配しただろうが…」

私の腕を引きギュッと抱き締めるリヴ ァイの胸元に顔を押し付け、ボソッとごめん…と呟いた。

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征遙(プロフ) - 影魅弥@夜桜花火さん» ありがとうございます!(о´∀`о) (2015年3月5日 8時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
影魅弥@夜桜花火(プロフ) - 征遙さん» もちろんです!更新楽しみにしてます! (2015年3月5日 6時) (携帯から) (レス) id: 210ebc90ec (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 稜仔さん» ありがとうございます!長い月日が過ぎてしまい迷惑をおかけしました!待っているというありがたい言葉を貰えただけで私はとても嬉しいです!是非、最終話お読みになってくださいまし。 (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとございます!!長いあいだ更新が出来ない状態で迷惑をおかけしました!申し訳ない!是非、最終話までお付き合いください! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 影魅弥さん» 遅くなって申し訳ない!随分と待たせたしまいました!どうか、完結まで付き合ってくれると嬉しい限りです…! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:征遙 | 作成日時:2014年12月14日 13時

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