１話 ページ2
貴方side
ﾁｭﾝﾁｭﾝ…
窓から差し込む光が顔にあたり目を覚ます。
いつものように体を起こそうとするけど、今日は無理みたい・・・
貴「リヴ ァイ…起きて。朝だよ」
そう。私は今、旦那様の抱き枕状態。本人は寝ているのに体はがっちりホールドされているのだ。
貴「もうっ…早く起きてよぉ。お腹減ったぁ〜」
ちょっと声を大きくして言う。
リヴ ァイ「ﾑｩ…。っ…。A、うるさい…」
そう言うと、さっきよりも強く抱きしめる。
まったく…。これが人類最強と呼ばれている人か…。
でも…これは私にしか見せない姿。だからこんな状況でも嬉しく感じてしまう。
って…！！！！
こんなのんきなことを考えてる暇はない！！
今日は８時から早朝会議だぁ！！
現在は７時３０分…
着替えて…朝ごはん食べて…
まっ、間に合わないっ！！
えっ？３０分でどうにかなるだろう？
無理無理無理無理ぃ〜！！！
女の子は色々大変なのっ！！
って！！
そんなこと考えるうちに時間はどんどん過ぎていき、只今７時45分…
ヤヴァイ…
貴「起きて！起きて！8時から会議なのー！！リ〜ヴァ〜イ〜っっ！！」
リ「っ…。A、さっきも言っただろ…。うるさい。」
貴「そんなこと言ってる暇ないっ！早くしないとエルヴィンに怒られるのっ！(泣)」
リ「はぁ…。んじゃ、キスしろ。そしたら起きる。」
貴「キッ、キス？！////」
リ「いいから早くしろ。俺もエルヴィンに怒られるはめになる。」
貴「だったら早く起きてよ！！」
リ「無理だ…。それに俺たちは…」
ﾎﾞｿｯ)夫婦だろ？
耳元で言うもんだから私の顔は真っ赤っか。
貴「///分かったっ///」
ﾁｭｯ)
そういって私からリヴ ァイに唇に少しふれるくらいのキスをした。
するとリヴ ァイは少し物足りなさそに
リ「まあいい…。」
貴(ﾎｯ…)
私がﾎｯとしたのも束の間
ﾎﾞｿｯ)今日は覚悟しておけ。本当のキスの仕方教えてやるよ。
そう言うと、さっさとベットから出て兵団服に着替えたリヴァ イはドアノブに手をかけ、
リ「遅れても知らねぇぞ。」
と言い、出て行ってしまった。
私はあまりにもリヴ ァイの素早い行動に唖然となってしまったが、
貴「ああぁぁぁ〜〜っ！！リヴ ァイのやつ私を置いていったなぁ〜！！」
そう文句を言いながら兵団服に着替え急いで会議室に向かう。
只今の時刻…7時59分…
貴「っっ〜！お願い！間に合って！」
そう言いながら会議室までの長い道のりを全力疾走ではしるのであった…。
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傘 - ○○○読みにくい… (2016年12月10日 15時) (
レス) id: 17c18bb98d (このIDを非表示/違反報告)
由紀 - なんで名前が○○○？ (2015年8月5日 11時) (レス) id: d07b9431b9 (このIDを非表示/違反報告)
絵里 - ○○○って誰なんですか？ (2015年4月5日 16時) (レス) id: 8ab1bbf851 (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - まゆさん» はい！ありがとうございます！精一杯頑張ります(￣^￣)ゞ (2014年12月19日 18時) (レス) id: ed73436770 (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - ＊変人＊さん» レスが遅くなりすみません！面白いだなんて！ありがとうございます！ (2014年12月19日 18時) (レス) id: ed73436770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：征遙 | 作成日時：2014年7月9日 21時
