恋柱の継子は一途な恋をする ４ 【我妻善逸】

初夜　２ ページ4

Aちゃんの心音、すごくドクドクと鳴ってる。

恥ずかしい？

それとも、怖い？

どっちもだよね・・・。



善逸：「Aちゃん、好きだよ」

A：「私も、好き」



Aちゃんと軽く口付けを交わして、再び見つめ合う。

額と額を合わせて・・・



善逸：「俺・・・、Aちゃんとまぐわいたい、って思ってるんだ」



単刀直入に言ってしまった・・・。

でもAちゃんからは、嫌だという音は聞こえない。

期待しても良いんだろうか・・・？



A：「私も・・・、善逸くんとまぐわいたい・・・！」



顔を真っ赤にして、Aちゃんはそう言った。

Aちゃんも、同じ気持ちなんだ・・・。

本当にいいの？

Aちゃんを俺の腕で、抱いてもいいの？



A：「もう我慢しないで・・・。私たち、夫婦でしょ？ 善逸くん、私を抱いて・・・」

善逸：「っ・・・！」



Aちゃんにそう言われ、俺の理性が歯止めを効かなくなった。

隣り合わせで敷いてある布団に、Aちゃんを優しく押し倒しその上にまたがる。

ついに、押し倒してしまった・・・！

布団の上にーーー！！！

Aちゃんの寝間着の浴衣が、押し倒した拍子に乱れてしまった。

しかも、胸元・・・。

Aちゃんの谷間がーーー！！！



A：「善逸くん、あのね・・・。その・・・、善逸くんから、脱いでほしいの・・・！」

善逸：「分かった、俺から脱ぐよ」



寝間着の浴衣から腕を抜き、上半身が見える状態で再度、Aちゃんに覆いかぶさった。

俺の上半身を見て、照れてる・・・。

Aちゃん、その腕どけてほしいな〜？

顔、よく見せてよ？

可愛い顔を見せて？

Aちゃんの顔からそっと腕を持ち上げて、軽く口付けをする。

観念したのか、俺の首元に腕を回した。



善逸：「脱がせてもいい？」

A：「うん・・・、良いよ」



Aちゃんの寝間着に、優しく手をかけた・・・。

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