#033 ページ33
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mm『......突然すみません。俺の名前は目黒蓮と言います』
dt「......宮舘涼太です」
mm『ご丁寧にどうも。......単刀直入に言います。しょうたくんを、助けてください』
dt「......どういうことだ？」
目黒蓮、と名乗った男は深々と頭を下げた。しかし、イマイチまだ状況を把握できてない俺にとっては、やっぱりしょうたになにかあったんだ、と理解するだけで精一杯だった。
俺の問いかけに対して、その目黒くんは下げていた頭を上げてしっかり俺の目を見て話してくれた。
mm『しょうたくんは悪魔たちに拐われました。早くしないと、二度とこちらの世界には戻れなくなります。』
dt「......しょうたは、どこだ？」
mm『魔界の中心にある屋敷の、地下牢の中です。今はまだ意識を保っている状態ですが...早くしないと、身体が蝕まれて人間だった頃の記憶を全て失います。人間界にいる人たちも、しょうたくんのことは居なかった存在となります』
そう言われて、俺は自身や彼の家族の記憶の欠如はしょうたの身の深刻さを伝えるようなものだった。俺は、すぐに立ち上がり目黒くんに向かい合う。
dt「すぐに助けに行く。連れて行ってくれ」
mm『......1人では危険です。誰か、信頼出来る友人などに万が一の為の連絡を取っておくべきです』
目黒がそう言った直後、部屋に鳴り響く軽快な着信音。その表示された名前を見て、俺はすぐさま電話を取った。
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翠恋(プロフ) - 玲央さん» 玲央さま、コメントありがとうございます！嬉しいお言葉を頂けて幸いです！これからも頑張ります！！ (2021年7月12日 23時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
玲央 - 気づいたらなんか泣いてました…。感動です。 (2021年7月12日 20時) (レス) id: 68c093de5b (このIDを非表示/違反報告)
めぐみみ(プロフ) - ファンタジー?になるんですかね。あまり読んだことがないジャンルなんで新鮮で面白いと思いました。めめの大切な人って康二の事だったんですね。この後の二人がどうなったのか気になります。そして本当にいつもの日常に戻ったのか?更新楽しみにしていますね。 (2020年10月3日 23時) (レス) id: 877e4b9b86 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - 海樹さん» 海樹さま、コメントありがとうございます！これからも頑張って更新して参りますのでどうぞよろしくお願いします！ (2020年8月8日 17時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
海樹(プロフ) - とっても面白いです！王子様の過去、そして未来がどうなるのか、とっても気になります！更新楽しみにしています！ (2020年8月8日 15時) (レス) id: 134b7493ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2020年8月7日 2時
