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翌朝。涼太と共に高校に向かうと、昇降口のところであの2人と一緒になった。しょうたは記憶の中を思い返して、阿部と佐久間、という名前を思い出した。
2人もこちらに気がつくと佐久間はニコニコとして、阿部は今にも飛びつきそうな勢いの佐久間の首根っこを持った。
sk「国王！おはようございますでありまーす！！」
ab「朝からうるさいよ、佐久間。おはよう舘様。」
dt「おはよう、2人とも」
sk「お！しょうたも一緒じゃん！おっはよーピーマン！」
涼太の方に向けられていた視線が、俺の方を向く。 佐久間という方は俺にもニコニコで手を振ってくれるが、生憎、そんなに素直じゃない俺はその横を素通りして上履きへと履き替える。
そんな俺に、後ろで佐久間の態とらしいリアクションが耳に入る。
sk「グハァッ！しょうたの攻撃、スルー！佐久間のLIFEがひとつ減った！」
dt「もう、しょうた...」
ab「いいよ舘様。朝からこんなうるさいのに付き合ってらんないの分かるから」
sk「あべちゃん酷くね?!佐久間さん、泣いちゃうよ?!」
後ろから聞こえてくる楽しそうな声。その時、涼太の小さな笑い声が聞こえて、俺は思わず自分の教室へと急ぎ足で向かっていた。
本当に、どこまでも俺は自己中な奴だと心の中で思いながら机に突っ伏した。
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翠恋(プロフ) - 玲央さん» 玲央さま、コメントありがとうございます！嬉しいお言葉を頂けて幸いです！これからも頑張ります！！ (2021年7月12日 23時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
玲央 - 気づいたらなんか泣いてました…。感動です。 (2021年7月12日 20時) (レス) id: 68c093de5b (このIDを非表示/違反報告)
めぐみみ(プロフ) - ファンタジー?になるんですかね。あまり読んだことがないジャンルなんで新鮮で面白いと思いました。めめの大切な人って康二の事だったんですね。この後の二人がどうなったのか気になります。そして本当にいつもの日常に戻ったのか?更新楽しみにしていますね。 (2020年10月3日 23時) (レス) id: 877e4b9b86 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - 海樹さん» 海樹さま、コメントありがとうございます！これからも頑張って更新して参りますのでどうぞよろしくお願いします！ (2020年8月8日 17時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
海樹(プロフ) - とっても面白いです！王子様の過去、そして未来がどうなるのか、とっても気になります！更新楽しみにしています！ (2020年8月8日 15時) (レス) id: 134b7493ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋
| 作成日時：2020年8月7日 2時
