episode 11 ページ13
山「おいしいねいのちゃんっ!!」
いや待て。
なんでこーなった??
結局あの後...
Ryosukeじゃあ俺と飯いかない?
いのおふぁ?
Ryosuke俺いい店知ってるの!和食
いのお和食!?
Ryosukeうんっだから迎えいくねー。
いのおお、おう...
で、局まで山田が本当に迎えに来てくれて
都内からちょこっと離れたお店に来たんだけど。
山「いのちゃん?食べないのー??」
伊「え?あぁ食べる食べる!」
考え事してたら白米逃すところだった。
あれ?
俺こんなに山田と仲良かった?
今まで2人で飯きたことなんてあった?
山田がこんなに俺に笑顔向けてくれたことあった?
山田がこんなに俺に優しくしてくれたことあった?
どういう吹き回しなのかわからないけど
すごく居心地がいいのは俺だけの秘密。
あー。
伊「白米うまぁぁぁーー!!」
山「ふふっ喜んでもらえて良かった」
伊「こんないいところなんで知ってたの!?」
山「いや前にさー、圭人と飯行くってなってここ来たんだけどさ予約いっぱいでその日入れなくてさー。」
あ、なんだ。
山田が俺が和食好きって知ってて連れてきてくれたわけじゃなかったのか。
圭人か...。
俺の事を圭人や知念よりも優先してくれる日は来る?
なんて、恋人でもなんでもない俺が言えることじゃない。
なにより、
俺自身の
山田への気持ちは
未だにわからない。
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作者名:ゆあ | 作成日時:2017年3月29日 3時