【カゲプロ】病気持ちの少女がメカクシ団に入団したようです。 (ページ8)

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『えと… コノ、ハ？』

廊下にいたコノハを呼び止める。

「…ん？どうしたの…？」

あー、たしかに遥っぽいな。

『その、さ… 私のこと、覚えてない、かな…？』

「ごめん… 僕達、会ったことあるっけ…？」

一言で告げられた言葉が心に刺さる。
返事はわかってたのに、さ…

やっぱり私、遥が好きだなぁ…

『そ、だよね… ごめんね、へんなこと聞いちゃって…』

明日になれば能力を使って直すことなんてすぐにできる。

でも、私はなぜかショックを受けたんだ。

泣いてはいけない。そう思っているのに、涙が溢れる。

私が大好きだった人。
能力で遥に戻したら記憶は戻ってくれるかな？

…なーんて、バカなことを考えてみたり。

そんなことを考えていると…

「泣いてるの…？」

コノハがそっと頭を撫でてくれた。

でも、私は嬉しくない。
遥じゃないと嫌だった。

「遥が、大好きだよ…」

小さく呟いて後ろを向くとそこには…

貴音がいた。

「…大丈夫？とりあえず、部屋戻ろうか。」

優しく言ってくれた。
私の友達。

『うん…』

ぐすぐすと泣きながら私は部屋に戻った。

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久しぶりの更新だから結構変わってるし意味不になった…