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31. ページ36
『ただいまー……』
アジトから歩いて約一時間。
とても大きな家に入る。
誰か居ないかな…?
「A…?Aじゃん!どうしたの?アジトってところに行ってたんじゃなかったの?」
とても落ち着いた。
嬉しかった。
私を迎えてくれたのが、
ただ嬉しかった。
『ちょっと、ね…』
そう言うと彼は話を聞くよ、と部屋に連れて行ってくれた。
優しい。
ずっと小さい頃から一緒にいたから、
そこにいるだけで安心できる。
それから部屋に行って先程あったことを話す。
真剣な顔で聞いてくれた。
そのあと、思いっきり抱き締めてくれた。
『ありがとう、'兄さん'。』
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作者名:成瀬りぃ | 作成日時:2018年9月23日 12時