【カゲプロ】病気持ちの少女がメカクシ団に入団したようです。 (ページ21)

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「『王様だーれだ？』」

「あ！僕だー！どうしよっかなー…」

あ、ヤバい… カノだ…

「じゃあ、1番が好きな人に告白で！」

何これ、公開処刑じゃん…

てか、私、1番なんだよ…！

「俺は4番だな。byキド」
「私は11番ね。byヒヨリ」
「僕は7番だったよ…？by遥」
「俺は9番っすね。byセト」
「私は3番だったよ！byアヤノ」
「私は8番です！byモモ」
「僕は… 5番。byヒビヤ」
「わ、私は6番…！byマリー」
「私は2番だったわよ。by貴音」
「俺は10番… ということは…？byシンタロー」

『1番、私……』

ああぁぁぁぁぁ！！
なんなの!?

こんなの酷いって！

……みんなの前で告白か…

も、もう！どうにでもなれ！

『は、遥！！』

「は、はぃぃ！！」

私が大きい声で名前を呼んだからか、何故か遥が敬語になっている。

『わ、私… 遥が… 遥が好きだよ！ずっと、ずーっと前から… だから、私と… つk「僕も好きだよ、A。こういうのは、男から言わなきゃ。A、僕と付き合ってください。」

遥の目は真剣だった。

『こんな私でよければ… よろしくお願いします…！』

周りからヒューヒューとか聞こえてくるけど、気にしない。ずっと好きだった人と付き合えるから。

『…ありがとう、遥。』

こんな形での告白だったけど、私達は公認のカップルになりました！