【コラボ】学園という名の…②【歌い手】 (ページ37)

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危険人物～女主視点～ページ37

私達が入った時から消えないコソコソとした声

居心地が悪い…

なんでこうなっちゃったかな…
空君はなにもしてないのに
生徒会の皆も誰も悪くないのに

『はぁ…――っ』
なんとなく皆がいる反対方向に視線をやると、

―――――姫歌ちゃんがいた

今、一番見たくなかった顔だったのに…
隣には…ろん先輩…

こちらを見ては楽しそうに笑う
なにが楽しいのだろう
理解ができない

…あぁぁ…いけない
あんまり悩み過ぎないようにしないと…空君にも溜め込むなって言われたし

あ、でも私って部屋がろん先輩と一緒だから―――

ものすごくやばくないか？
ろん先輩がなにかするとは思えないが…いや、思いたくないが…

『戻りたくないなぁ…あっ』

空君に水を―――…

|дﾟ)ﾁﾗｯ

(＾言＾)

今すぐ殴りに行こうかと思ったが、悪魔さｍ…じゃなかったそらる様が許してくれなかった

はあっとため息をつく

見ると皆が帰ろうと席を立っていたので私も立ち上がりついて行く
すると、

「柚子！さっきの気にしないでね？」
と、空君の声がしたので顔をあげると…これまた色気たっぷりな…
思わず変な返事してしまった

『まったく心臓に悪い…//』

食堂は最後までうるさかった

―――――
―――

…危険です

とっても危険です

危険人物が目の前にいます

これはなんの罰ゲームでしょうか…？

「空ー着替えは？」
「あ、そのまま風呂入ろうかと」
「そうだね」
「その方がいいかも」
「あ…ナノ上着返す」

そう言って上着を脱ぐ空くｎ―――

『…ぁぁぁぁああああっダメダメダメダメダメ！！』
前を歩いていた空君に飛びついて動作をやめさせる

「え…」
『い、今ここで脱がないで///』
「なんで…」
「空、わかってやれ」
「鈍感…」

もう…仮にも私女子なのに…
まさか女子として見られてない！？

――それはない…と思いたい

「柚子ちゃーん？ｗｗ」
「かーわいいわねぇっ！」
『う、ううううるさいですっ////』