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22話  ページ24

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あれから講義もろくに頭に入らずどう返信するべきなのかを考えていた






バイト中も上の空









『普段じゃあんなミスしないのにな。』






家に着き今日何度目かわからない携帯との睨めっこ





『はぁぁあ…。』






ため息も何度目なのかわからない






悩みに悩んだ末結局思いつかない返信






家事をしながらも頭の中はそのことばかり








『ダメだ。全然思いつかない。』








…てかなんでこんなに考えてんだろ




ただ返すだけ、それだけの事のはず




はず、なのに





Aこちらこそ。練習頑張ってね。





何回も打っては消しを繰り返し結局送ったのは当たり障りのない内容





一日悩んでこれかよ



自分にツッコミながらも他に何も浮かばなかったのだ









ベットに入って寝る間際









ピロン







静寂に包まれた暗い部屋に鳴り響いた通知音





裕葵くんかな





でももう今日はいいや









いつも使わない思考を使ったからか私はすぐに眠りについた

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設定タグ:鹿島アントラーズ , 安部裕葵 , 鈴木優磨   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あや | 作成日時:2019年5月2日 21時

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