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本気で怒らせてはいけない 10 ページ37

現場の居酒屋へ到着した。


渚さんが事前に通達してくれたのか、店員さんに案内されて俺達は進む。




そして中へ入る……と





「せやから、っ、俺は、せいやは泣かして…」
「俺が言いたいのはなぁ!」


何とか弁解(言い訳?)しようとしているナダルさん
それを遮る様に怒る亜生さん



「ナダルさん、亜生さんが何で怒ってるか分かる?」
「あ、亜生…もうええやろ…流石に」


ナダルさんを諭す様にするも、苦戦している困り顔の誠子さん
穏やかで可愛い弟の豹変っぷりにたじろぐ兄・昴生さん



「あ、亜生、そうやなくてっ、俺があのどき、ないてたんはっ……ナダル、を…」
「…どんだけAさんが怖かったん?」


言葉にしようも上手く伝えられず泣いているせいやさん
呆れつつも全員の主張を聞こうと頑張っている粗品さん(多分上手くいってない)





「…あぁ、兄さん達…兼近。ホンマにすいません…」


色んな意味で一番頑張っていたのだろう…すっかりやつれている渚さん…



正に、カオス・オブ・カオスだった……







「あー…とりあえず、色々と誤解?してんだろうな亜生の奴」

「それもこれも、せいや君の為を想っての事だもんね…
とはいえ、間違ってる部分は指摘しないとな」


スターダストさんは俺と渚さんにしか聞こえない様に小声で会話する。



「…さて、ここいらで止めに入りますか。俺と兼近は亜生をフォロー、お前はナダルとせいやをフォローして。
……お前にとっちゃ嫌かもしんないけど」

「ううん、大丈夫。流石にナダル君にきつく言い過ぎたし。そもそも俺が色々見落としてたからこんな事になったし……」




そんな会話をした後……




「おい。亜生」
「亜生さん!」

「あっ…萩原さん、兼近!?何でここに…」
「渚に呼んでもらった。お前ちょっと言い過ぎ」
「けど…コイツは!」


「―――お前さ、先輩相手に感情的になり過ぎ。周り見ろよ」

「っ…」

「分かったら一旦落ち着け。俺第3者な訳よ。何が正しいのか分かんなくなるから」


…無表情で、けど低い声に亜生さんは黙ってしまった。




「ナダル君」
「!?……あ…Aさん……」
「…話はおいおい聞くから、しっかりしてくんない?」
「け、けど、あんな…事…」


「―――ゴメン、それでも本当にしっかりしてくれないかな?
落ち込む前に、何でこんな事になったのか…ちゃんと考えられるよね?」


「……は、はい」



漸くナダルさんは顔を上げて、姿勢を真っ直ぐ伸ばした。

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氷柱(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます!とても励みになります!これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いしますm(__)mもしリクや出して欲しい鯨/任さん等のご要望があれば気軽にコメントにどうぞです(*^-^*) (6月4日 5時) (レス) id: fe9f990ab3 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - いつも楽しく拝見させていただいております!お話とっても面白いです(^ ^) (6月4日 1時) (レス) id: 25f5dbf747 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - test (5月3日 20時) (レス) id: fe9f990ab3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷柱 | 作成日時:2019年4月26日 0時

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