最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ5)

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コンクリート建物全体に

伝導するほど炎を発動させる。

骨抜『コンクリート溶けてきてるよ』

「ごめんじゃん！やめた方がいい？」

骨抜『いっそ建物溶かそう！』

骨抜くんに攻撃を辞めるなと言われ、一生個性を使い続ける。

熱のせいで骨抜くんの体力は消耗されるが、治癒してカバー。

いくら待っても3人は来ない。

タイムアップになって私と骨抜くんが勝った。

建物の外に出てみると、入る時とは

かなり形が変わってしまったようだ。

オールマイト『じゃあ、みんなで話そうか。』

私の評価は最悪だった。

あの作戦は大胆過ぎたらしい。

ボロボロになって帰ってくるクラスメイト達を治癒していると

それは高評価を得ることが出来た。

オールマイト『A少女の治癒は魔法のようだな！』

ナンバーワンヒーローに褒められたように思えて

嬉しくて、教室に戻る途中ルンルンで歩いてしまった。

拳藤『えらくご機嫌だな！』

「オールマイトと結構話せたからねん！」

物間『エンデヴァーの娘だから気になるんじゃないかな？』

私が物間を睨もうとしたが、廊下をボロボロになったA組の子が

歩いているのを見かける。

「リカバリーガール治してくれなかったのかな？(小声)」

拳藤『リカバリーガールはAちゃんの能力と違って相手の体力を削って治癒するからね。』

私は触れた相手を自在に治癒することが出来る。

「ちょっとぶつかったフリして治癒してくるわ！」

痛々しい腕を見てぶつかる気になれなかったので

わざと目の前で転んで手を差し伸べて貰う。

緑谷『えっと、大丈夫ですか？』

「はは、あなたのその腕に比べたら平気よ！ありがとう！」

手を握りその瞬間治癒する。

緑谷『あれ？』

気付かれる前に帰ろうとしたら、A組の相澤先生にバレた。

相澤『轟A、』

「えへ！ごめんなさーーい！！！！」

そういえば焦凍がいつも怪我する奴がいるって言ってたけど

あの子なのかな？治癒され過ぎてわざと治癒しないんだ！と

教室に戻りやっと気付いて悪い事をしたと反省する。

1度治してしまうともう治癒する前には戻せない。それが難点だ。