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先生「どうしてか、聞いてもいいか?」
A「特に大きい理由があるわけではありませんし、嫌いになったわけでもありません。
自分のペースで続けていきたいとも思っています。
でも、部活動のように毎日打ち込みたいかと言われると・・この前の大会でだいぶ達成感があって。
このまま一区切りつけて、別のことに時間を使ってもいいかもしれないと思って」
先生「いや、実はな。この前花崎が出ていた大会、テレビ越しだけど見てたんだよ。
うちの新入生に名前があったときは、ものすごく驚いてだな・・・」
おそらく、この男性教師が顧問をしているのだろう。
直接的に入部してほしいとは言わないが、先生の気持ちが伝わってきた。
先生「キライになったわけじゃないんなら、また声をかけてもいいか?」
A「はい。個人的に続けるつもりではいるので、ぜひ。
ただ、あまり公にしたくなくて・・内密にしていただけると嬉しいのですが・・」
先生「あー、なるほどな。では内緒で声をかけ続けることにしよう」
あたしの意図を汲んでくれたのか、先生は笑いながら了承してくれた。
先生「まぁ、気が向いたら声かけてくれ。
たまに一緒に練習参加してくれてもいいし」
A「はい、ありがとうございます。失礼しました」
優しい先生でよかったなぁと胸をなでおろしながら教室へ戻る。
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智紀 りょう(プロフ) - 兵長大好き女子です!さん» わあぁぁぁコメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです・・・( ;∀;) そのお言葉でさらにやる気になりました!またぜひ遊びにいらしてください! (2023年2月4日 9時) (レス) id: bd4269a656 (このIDを非表示/違反報告)
兵長大好き女子です!(プロフ) - はじめまして!最近こちらの小説を読ませていただいたのですが、もう本当にめちゃくちゃ面白いです!更新頻度も高くてびっくりしています!お忙しかったりするかと思いますが、これからも頑張って下さい!更新楽しみにしています!(^ ^) (2023年2月4日 1時) (レス) @page48 id: 5923052a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年1月30日 17時