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『ん〜…』
ゴロンと寝返りをうつ
ふと、背中に暖かな体温。そして体に回された筋肉質な腕
(あーそっか、昨日おそ松さんと寝たんだっけ)
私は体を起こす
おそ松さんは子供のような無邪気な顔で眠っていた
『可愛い…』
思わず顔が綻び、口に手を当ててニヤついてしまう
グイッ
『え』
ボフンと再びベッドにダイブする
お「おはよーAちゃん」
『あ、おはようございます…』
不自然なくらいニコニコ顔のおそ松さんに若干恐怖を覚える
あ、これ死んだ(確信)
お「何が可愛いかった?」
『え?いや、別n((お「とぼけても無駄だよ〜?お兄ちゃんに嘘は通用しないからね?」…』
ギリギリと背中に回された腕に力がこもっていく
潰される←
『おそ松さん、です』
お「…Aちゃん。男は可愛いって言われても嬉しくないんだよ。俺可愛いよりもかっこいいって言われたいよ」
『?おそ松さんはいつもかっこいいですよ』
本心だ
戦ってる時とか、私の事を守ってくれる姿は本当にかっこいいと思う。ふとした瞬間の優しさも
お「//////」
目を見開き、顔を赤らめるおそ松さん
腕の力が抜けたので、私はするりと抜け出した
『あ、このパーカー洗って返します。今日服買いに行くので』
私はおそ松さんの部屋から出た
お「…ヤバイ///」
・
私は朝ご飯を食べた後、財布とスマホを持って玄関に向かった
途中、廊下を歩いているおそ松さん、そしてトド松さんに遭遇した
ト「あっAちゃん、今日は何か予定あるの?」
『これから服買いに行くつもりです』
ピタリと二人が固まる
ん?
ト「ちょっえ!?一人で!?」
『はい』
お「ダメだよ!そんな格好で一人で外に出たら!!」
『え、何でですか…?』
二人の必死さに引き気味になりながら問う
お・ト「そんな無防備な格好のまま外になんて出たら変な奴らに襲われちゃうよ!?」
おお、すごいハモった。流石六つ子
『いや、私にそんなことする物好きいないと思いますけど。あと服今これしかないです』
お「いーや危ないから!!」
ト「僕もついてく!」
お「俺も!」
……めんどくさ
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vqtamane(プロフ) - 狼さん» そうです! (2016年11月12日 17時) (レス) id: 15a0daf26d (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - vqtamaneさん» もしかして、「言の葉の庭」ですか?? (2016年11月12日 17時) (レス) id: 58930f1021 (このIDを非表示/違反報告)
vqtamane(プロフ) - 狼さん» そうなんですか!私はあるアニメで知りました。 (2016年11月12日 15時) (レス) id: 15a0daf26d (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - vqtamaneさん» 本当ですか!ありがとうございます!!これからもよろしくお願い致します!私もあの詩大好きだったんで、ちょっと使わせていただいたんですwちなみに万葉集です! (2016年11月12日 9時) (レス) id: 58930f1021 (このIDを非表示/違反報告)
vqtamane(プロフ) - とても面白いです!あの 詩、大好きです! (2016年11月11日 22時) (レス) id: 3c6805cf87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狼 | 作成日時:2016年8月25日 19時