28 ページ29
『うぅ…』
無い…どこにも無い
私は自分の部屋のノートパソコンの画面を見ながら頭を抱えた
グシャッと髪を乱し、机に突っ伏した
……………あ、やば。寝るとこだった、危ない危ない
せめて何か有益な情報を見つけるまでは寝ないようにしよう
ここで何も見つからずに終われば、私の信頼が落ちてしまうかもしれない
頑張らないと…
コンコン
部屋の扉がノックされた
『あ、はい』
扉を開けると、一松さんが立っていた
『どうしましたか』
一「…ちょっと部屋入っていい?」
『どうぞ』
一松さんが部屋に入り、後ろ手に扉を閉めた
その瞬間、私の手は一松さんの暖かい手に包まれていた
『?』
そのままベッドに引っ張られ、座らせられる
そして一松さんも私の隣に座った
一「目、閉じて。5分たったら開けていいよ」
私は言われた通り目を閉じた
ギュッ
私は思わず目を開いた。一松さんが私を抱き締めていた
………暖かい…安心する
私は再び目を閉じる
いーち、にーい、さーん、しーぃ、ごーぉ…
数えている内に、私は眠りに落ちた
*
作者「ちょっと徹夜してくる」←
373人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
vqtamane(プロフ) - 狼さん» そうです! (2016年11月12日 17時) (レス) id: 15a0daf26d (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - vqtamaneさん» もしかして、「言の葉の庭」ですか?? (2016年11月12日 17時) (レス) id: 58930f1021 (このIDを非表示/違反報告)
vqtamane(プロフ) - 狼さん» そうなんですか!私はあるアニメで知りました。 (2016年11月12日 15時) (レス) id: 15a0daf26d (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - vqtamaneさん» 本当ですか!ありがとうございます!!これからもよろしくお願い致します!私もあの詩大好きだったんで、ちょっと使わせていただいたんですwちなみに万葉集です! (2016年11月12日 9時) (レス) id: 58930f1021 (このIDを非表示/違反報告)
vqtamane(プロフ) - とても面白いです!あの 詩、大好きです! (2016年11月11日 22時) (レス) id: 3c6805cf87 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:狼 | 作成日時:2016年8月25日 19時