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〜夜〜


私達を乗せた車は、ある大きな屋敷の前で止まった


私達は車から出た


お「トド松」


ト「ん」


トド松さんが懐から何かを取り出した。丸くて黒いソレは、どう見ても爆弾………え、爆弾?←


スイッチを入れて門に投げ飛ばすトド松さん。私は慌てて耳を塞いだ


ドカーーーーン!!!


物凄い爆音が鳴り響いたと思ったら、鉄製の門は跡形もなかった


グイッ


カラ松さんが私の腕を引っ張って走り出す


お「ズルイぞカラ松〜」


一「殺すぞクソ松」


カ「(汗)」


走っていると、屋敷からゾロゾロと黒いスーツを着た男達が出てきた


十「ドゥーン!!」


それを十四松さんは素手で、おそ松さんは日本刀で、他の皆さんは拳銃で殺していく


その男の人達は例外なく赤に染められていく


血を見るのは初めてじゃない


両親が死んだ時、私は誰よりも近くで親から出てくるその赤い液体を見たのだ


夢でも何度も見た


でも皆さんと一緒にいるからだろうか


カ「大丈夫か?」


『はい』


ト「チョロ松兄さん、Aちゃんこっち!」


案外怖くないな





私はおそ松さん達と別れ、情報室に向かっている


ト「ここだね」


情報室というプレートが填められた扉
の前で立ち止まる


チ「開けるよ」


バンッ!


チョロ松さんが扉を勢いよく開けた。中には誰もいない


何十台ものパソコンが並んでいる。私はその内の一番大きなパソコンにカードを挿した


途端に妨害してくるセキュリティの壁


『もうやっていいですか』


ト「うん、僕らも手伝うよ」


『ありがとうございます』


カタカタカタカタ


ト・チ(早い…!!)


〜数分後〜


よし、全セキュリティフル解除


ト「凄いね…僕より早い…」


チ「うん…完全に僕らいらなかったよね」


『そんなことないですよ。二人が手伝ってくれたから早く終わりました』


コピーし終わったというメッセージのOKボタンをクリックして、カードを外す


私はそれをトド松さんに渡した。私が持ってると無くすかもだし


すると、耳の通信機にノイズが走った


お「もしもーし、Aちゃん聞こえてる〜?」


『聞こえてます。おそ松さんですか』


お「そだよー、そっち終わった?」


『今終わったところです』


お「仕事早いね〜将来有望かな、んじゃ玄関集まって」


『わかりました』


通信が途切れる


ト「じゃあ行こっか、Aちゃんお疲れ様」


チ「お疲れ」


『お疲れ様です』


私達は玄関に向かった

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vqtamane(プロフ) - 狼さん» そうです! (2016年11月12日 17時) (レス) id: 15a0daf26d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - vqtamaneさん» もしかして、「言の葉の庭」ですか?? (2016年11月12日 17時) (レス) id: 58930f1021 (このIDを非表示/違反報告)
vqtamane(プロフ) - 狼さん» そうなんですか!私はあるアニメで知りました。 (2016年11月12日 15時) (レス) id: 15a0daf26d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - vqtamaneさん» 本当ですか!ありがとうございます!!これからもよろしくお願い致します!私もあの詩大好きだったんで、ちょっと使わせていただいたんですwちなみに万葉集です! (2016年11月12日 9時) (レス) id: 58930f1021 (このIDを非表示/違反報告)
vqtamane(プロフ) - とても面白いです!あの 詩、大好きです! (2016年11月11日 22時) (レス) id: 3c6805cf87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年8月25日 19時

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