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今日は俺の大学の合格発表だ


インターネットでも合否を見ることができるが

Aさんがせっかくなら見にいこうというので

ついでにデートをする


というかデートのついでに合否を見にいく感じか。
















『お待たせ〜

早くいこっ』


「なんでAさんが俺よりワクワクしてるんですか」


『私の初めての教え子が合格する瞬間を見たいの』


「教え子じゃなくて彼氏ですよ?」


『そっそれはそうだけど・・・』




頬を赤らめてぷいっと顔を逸らすこの2歳年上の彼女



可愛すぎる



ここ数ヶ月は勉強だーってまともにいちゃつくことができなかった



今日からはこの数ヶ月分を一気に取り戻す



俺は私立受験だったからまだ自由登校

いわゆる休みは沢山ある

さらにAさんは春休みだ

こんなチャンス逃してたまるか














『あ!!!

あったよ!けーじくんあったよ!!』




ぴょんぴょんという言葉が似合う喜び方で俺の番号を指している



「ほんとだ。

無事大学生になれます」


『もっと喜ぼうよ!

ほら写真撮るよ?』



俺はAさんのその顔を観れるのが一番嬉しいなんてことは今は言わない



「さっきも言いましたけど、俺より嬉しそう」


『当たり前じゃん!!!』


「ほら、早めのお昼食べに行きましょ。

そのあとはAさんの家でゆっくりしたいです

勉強のことなんて考えずに」















『本当に受かってくれてよかった

絶対受かるって信じてたけど

やっぱり嬉しい』


そう言いながらぎゅっと抱きついてくるこの愛おしい彼女


「そういえば・・・

合格したら俺のお願い聞いてくれるんでしたよね?

ていうか聞いてください。」


『もちろん!

私にできることなんでも!』


ドーンという効果音がつきそうなぐらい目一杯腕を広げている


「呼び捨てで俺のこと呼んでください。」


『へ??』


「それとAさんのこと呼び捨てで呼びたい」


『・・・いい。


け、ど。』


「A、俺の名前呼んで?」


『うぅ・・・・

京治。』


「もう一回。」


『京治。

お疲れ様。』


「ありがとうございます。

俺、いま世界一幸せで死ぬかも。」


『それはだめ!!!

ずっと一緒にいるんだからっ!』


「・・・それプロポーズですか?」




そういうと一気に耳まで赤くして布団にくるまってしまった



まだ俺は未成年だけどいつか









彼女との永遠の未来を約束する

bitter chocolate→←tiramisu



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設定タグ:赤葦京治 , ハイキュープラス , HQ夢   
作品ジャンル:恋愛
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水無月のぞみ - 終わり方が中途半端だね。幸せにならないと終われない! (2月3日 14時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なが | 作成日時:2021年1月14日 1時

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