#95 エール団と過激派 ページ45
今思ったんだけど、
マリィに会えなかったァァァァァ!!!!!!
マジで悔しい。嗚呼、My Angel…
今出ようとしてるのに戻る訳にも行かないので、後悔しながら受付開場を出ると、リーグの人が話しかけてきて
「ジムチャレンジャーのAさんですね。ホテルズボミーインはこちらです。案内しますので、わたくしに着いてきてください」
…至近距離にもかかわらず、わざわざつれていってくれる見たい。ご苦労様です。
黙って着いていくと、ホテルが見えてきた。
…とは言っても真横なのだが。
「Aさん、こちらがズボミーインです。それではゆっくり休まれて、英気を養ってください。」
彼女はそう言った後、去っていった。
チェックインするために中に入る。と、ソニアさんが英雄の像でユウリちゃんたちのこと待ってたよ。よくやりますこと。私なら待てねぇわ。
とまぁ、お口が悪いこと(言ってないけど)を考えながら階段を登ってチェックインしようとカウンターに向かう。
エール団がいるんだけど、これどうするべき案件?主人公のイベ減らしちゃうんだけど…
私はエール団のみんなとは知り合いだ。マリィと仲が良くてネズとも仲が良い人、っていう感じの。たまーに過激派が居るんだけど…ね。主(?)のネズとマリィよりも私を応援(?)しようとするって言うか…まぁ嬉しいからいいんだけどね。
でもこの人たち下っ端だけど…大丈夫かな〜。平和的解決がしたいんだよね。
ん?、あ!過激派の子いるじゃーん!!ラーッキー!
主人公イベ、別に壊していっかな。クロトが許すかは知らんが。
と、思いながらパーカーのポケットに手突っ込んで話しかけようとする。
手突っ込んだ時に違和感が…
違和感の招待をポケットから引っ張り出す。すると、見覚えの無い紙が入っていた。メモ紙みたいな感じだったので、開いてみると
【原作壊してOK クロト】
って書いてあった。
…クロトはいっつも私の思想見てんのかな。怖ぇよ?
何事も無かったかのようにポケットに紙を突っ込んで手も入れて、エール団に近寄る。
「ちょーっといい?」
「あ?なんですか」
ガラわるっ
「あのさぁ、周りの迷惑だってわかんないの?エール団の名が聞いて呆れるね」
「なんてこと言いやがるんですか!!ジャマするならポケモン勝負ですけどいいんですか」
「いいよ、アンタら弱いからさ。」
煽っちゃって悪いね。…おいそこの過激派。何をときめいているんだよ…止めてくれへんのかいな。
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作者名:灰かぶり | 作成日時:2020年7月5日 21時