【番外編】第二補佐官はお酒が苦手2〜鬼灯side〜 ページ44
私が廊下を歩いていると、何やら部屋の中が騒がしかった。
白「ちょっ、Aちゃん!?何してるの!?」
白豚の声…?
唐「A様、おおお落ち着いて!」
桃「見ちゃダメだ、見ちゃダメだ…」
まさか……!
パァンッ
貴「鬼灯ぃ〜助けてくださぁい、暑いんですよぉ」
慌てて中に入ると、予想通りAは下着だけの状態になっていた。
鬼「…Aに酒を飲ませましたね?」
白「あー…ぼ、僕が飲ませたよ」
ゴッと白豚の顔面を殴る。
鬼「…Aは酒を飲むと脱ぎ魔になるんですよ……」
唐「だ、だからお酒が飲めないって言ってたのか…」
貴「鬼灯〜?どうしたんですかぁ?」
鬼「何でもないですよ。ほら、ちゃんと服着て下さい」
貴「んん〜……いやれすぅ…暑い〜…」
すりすりと頬擦りしてくるAの頭を撫でてやり、自分の服を一枚着せる。
…とりあえずこれで大丈夫だろう。
鬼「私は先に帰らせていただきます。ツケは大王に回してください」
早くも寝息をたて始めたAをおぶって店を出る。何やら叫び声が聞こえた気がしたが、聞かなかったことにしておこう。
鬼「ふぅ…後日白豚にはきっっちりお礼をしないといけませんね…?」
少し感謝してやらんでもないですが、あんなAの姿見るのは私だけで十分ですからね。
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玖 - 鬼白で (2017年4月5日 21時) (レス) id: 59524c07c9 (このIDを非表示/違反報告)
nine - 素晴らしいです!もっと自信持ってください! (2016年3月18日 17時) (レス) id: c8a7153f69 (このIDを非表示/違反報告)
さな - リア充強調するなブサイクが。 (2016年2月4日 16時) (レス) id: a9be0f385b (このIDを非表示/違反報告)
燐@白鬼不足 - パイナップルさん» 閲覧有り難うございます!腐女子様ですか!こんな駄作を見ていただけるなんて光栄です! (2015年7月7日 23時) (レス) id: c8a4f8e4f0 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル - ことりんさん、実は私も腐女子です!!! (2015年7月6日 19時) (レス) id: 407ac68290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐@白鬼不足 | 作成日時:2015年1月18日 13時