【黒子のバスケ】【鬼灯の冷徹】地獄の第二補佐官は帝光中学校に視察に行っています。

＊四十四話＊ ページ5

黒子side


黒子「…女バス、入らないんですか？」

さっきのプレーを見ていましたが、Aさんは、すごく楽しそうにしていました。
その時のAさんは、バスケをしているというより、コート上を舞っているようで…。

なんというか、すごく綺麗でした。

それに、Aさんと会ってから、一ヶ月と少しくらいしか経っていないのに、何ででしょう…。

自分で言っておいて何ですが、Aさんには、ここにいてほしいって、思ってしまいました。

貴方「…いいや。
だって、仕事あるし。
こっちでマネージャーすんのも楽しいしね。」

だから、君がそう言った時、少し嬉しかったです。

黒子「仕事？
…ああ、第二補佐のでしたっけ。」

貴方「そ。
あのアホがちゃんと仕事しないから、僕らの仕事が増えるんだよ…。」

『僕ら』というのは、きっと、鬼灯さんとAさんのことでしょう。

黒子「『あのアホ』とは？」

貴方「ん？
あー…閻魔大王のことだよ。」

え！？

黒子「確か、Aさんって、閻魔大王の第二補佐ですよね？」

貴方「そうだけど？」

…部下に余裕でアホと呼ばれる閻魔大王って何なんですか。

僕、閻魔大王って、すごく厳しくて怖いイメージがあったんですけど。
ひょっとしたら、そうでもないんでしょうか…。

貴方「僕ももう何千年って一緒にいるけど、全く変わんないね。」

…？

黒子「何千年…？
Aさんって、中学生、ですよね？」

僕が聞いた、その時です。

？？「誰かいるのか？」

貴方「…え？」

声がした方を見てみると…

？？「ああ、黒子とAか。
おはよう。
今日は練習はないはずだが…？」

黒子「…赤司君。」

ドアのところに立っていたのは、赤司君でした。

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ランキング、ありがとうございます！
これからも頑張って書かせていただきます！

あと、恋愛系は、作者が『書けない』ので、今のところ予定無しです。
頭の隅に投げて構わないです＾＾←

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