【黒子のバスケ】【鬼灯の冷徹】地獄の第二補佐官は帝光中学校に視察に行っています。

＊六十七話＊ ページ28

貴方『さあ、続くはプログラム15番！！
"騎馬戦"だお☆←←
ルールは、僕が地獄風にアレンジしたんだ。
武器持ち込み可！
相手を引きずり下ろしても良し！
頑張ってね！！』

僕の言葉が終わると、皆一斉に始めた。

貴方「む、チケット使って休んでる獄卒、結構いるな…。」

鬼灯「そうですね。」

貴方「…チケット使った人には別のがあるのに。(ﾎﾞｿ」

黄瀬「…え、Aっち、どういうことっスか？」

おっと、これはまだ秘密だった。

貴方「何でもないよ？
あ、鬼灯、悪いけど、チケット使った獄卒の人数数えて来て！！＾＾」

鬼灯「…絶対悪いとか思ってませんよね。
まあ、分かりました。」

鬼灯は、そう言うと本部テントから抜けた。

お？
鬼灯今日素直？
…すげえ、奇跡だ←

僕は、少し感動して、繰り広げられる騎馬戦に目を戻した。

貴方『…え、ちょ、茄子？
何持ってんの？』

茄子が持っていたのは、鉄の棒の両端にイガ付き鉄球の付いた、あれだった。

げ、鉄球1つ100kg って書いてある。

茄子「ぶ、武器が持ち込み可、なら、デカいほうがい、いと思って…！」

唐瓜「いや、デカすぎだろ、どう考えても！！！」

茄子を支えている一人の、唐瓜がつっこんだ。

貴方『いや、唐瓜もその状態でよくつっこめたね？』

それを踏まえてこの体制を見ると…。

うん、カオスだ。←

自分で計画立てといて、しかも今更なんだけど、カオスだね。←

茄子「うわぁっ！！」

あ、茄子んとこ崩れた！？

貴方『はい、FチームOUT！
来年は頑張ってね！』

唐瓜「来年もやるんですか！？;;」

貴方『え、勿論。』←

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