【第6話】恋と夢 ページ8
志穂)「＿＿でもA、この時期だからこそ、お互いに支え合う人が必要だと思いますよ？」
志穂のごもっともな言葉に、私は俯きつつも「うん…」と力無く返事をした。
＿＿＿私達はもうそろそろ高校3年生に進級する。そう、つまりは受験生になるということだ。
でも、
将来のことなんて一切決まっていない、寧ろ自分の未来のことが全くと言っていいほど想像出来ない。これと言って「やりたい！」と思う職業も無かった。
志穂)「あ、そう言えば。Aは神社を継ぐんでしたっけ？」
志穂の言う通り、私の実家はある神獣を祀る神社だった。けれども、私は継ぐという訳では無い。私は長女だが、上に兄が2人も居るのだから。
A)「ううん、私は継がないよ。多分お兄ちゃんのどちらかが継ぐと思う」
里菜)「じゃあ剣道の道を極めるとか？」
A)「んー、そうだと嬉しいけど……まだ分からないんだよね」
前に話した通り、私は幼い頃から剣道をやっていた。
兄2人が近所にある道場に通っているのを見たのをきっかけに、私は彼らを追うようにして剣道の道へとのめり込んでいった。
＿＿それでも、剣道は将来の夢という訳では無い、あくまでも1番好きな趣味だった。
「だったら貴方の夢は何？」と数々の人に疑問を口にされそうだけれど……そう言われても、今の私は答えることが出来ない。
＿＿＿「恋」って何？「夢って何？」
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ゆず(プロフ) - すみません！3シリーズを見たいのですがパスワードを知りませんので教えていただけないでしょうか？ (11月9日 11時) (
レス) id: f05f2119f4 (このIDを非表示/違反報告)
あいもん - 続きが気になりすぎて寝れません。パスワード教えてもらえますか。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 8700edf818 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 琴魅さん» ありがとうございます！頑張りますね^ ^ (2015年7月24日 6時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
琴魅 - 楽しみにしています！ (2015年7月24日 0時) (レス) id: e94cb77da7 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 案をありがとうございます！OKです。本編が少し落ち着いたら、番外編を書かせていただきます^ ^ (2015年7月23日 23時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sky☆ | 作成日時：2015年3月7日 8時
