【第42話】仕事の種類 ページ44
皆さん、再びこんにちは。神楽 Aです。
只今、鬼灯様に連れられ閻魔殿にいます。
どうしてこうなったのだろうか……取り敢えず状況を整理してみよう。
ざっくり解説すると、
部屋をこっそり抜け出した→貞子が鬼灯様に飛びかかった→いても経ってもいられず、私は貞子を倒した→鬼灯様に、獄卒就職の勧誘をされた→そして現在に至る
A)「……？？」
……結論、あまりの展開の速さについていけません。
私が頭上に幾つものクエスチョンマークを浮かべている間に、鬼灯様が先程の出来事を懇切丁寧且つ口早に閻魔様に説明していた。
鬼灯)「＿＿＿ということで大王、Aさんを新人獄卒として働かせたいのですが…」
閻魔)「う〜ん……ワシはいいけど…何処の地獄の獄卒になるの？Aちゃんは鬼女じゃない…というか人間だから、力仕事はなるべく避けた方がいいんじゃないかな？」
閻魔様が優しい……本当に地獄の長なのだろうか？天国にいる錯覚をしてしまいそうだ。
鬼灯)「そうですねぇ…阿鼻地獄は、経験の浅いAさんには過激ですし。不喜処地獄は動物のみの募集。如飛虫堕処は、素直で嘘に騙されてしまいそうなAさんには厳しいかもしれません」
A)「えっ」
さり気なく騙されそうって言いましたか鬼灯様…！？いやいや、私は騙されたことはないです！ただ、幼い頃に道端で倒れていたおじさんに声を掛けたら連れていかれそうになったり、里菜と志穂と歩いていたら、勧誘の人から何故か私にだけキーホルダーのプレゼントをされたり、それから、それから…………
……あれ、もしかして私騙されてる？
あれれ、と過去の記憶に疑問を持った私。そんな中でも鬼灯様と閻魔様の議論はまだまだ続いていた。
閻魔)「あ、そうだ！衆合地獄は？あそこなら女の子の獄卒が多いし、Aちゃんも気が楽になると思うよ」
鬼灯)「いけません！あそこにAさんを1人にしたら、確実に亡者に襲われます！」
はて、何の話をしているのだろうか…？
A)「あのー、襲われるとは…？」
閻魔)「あー、Aちゃんは知らなくていいよ！汗」
何だかはぐらかされてしまいました。
閻魔)「そもそも鬼灯君、何でAちゃんを獄卒に？」
そうだ、何故鬼灯様は私を獄卒としてスカウトしたのだろうか？何か適する所があったのかな？自分ではあまり分からないけれども……。
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ゆず(プロフ) - すみません！3シリーズを見たいのですがパスワードを知りませんので教えていただけないでしょうか？ (11月9日 11時) (
レス) id: f05f2119f4 (このIDを非表示/違反報告)
あいもん - 続きが気になりすぎて寝れません。パスワード教えてもらえますか。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 8700edf818 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 琴魅さん» ありがとうございます！頑張りますね^ ^ (2015年7月24日 6時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
琴魅 - 楽しみにしています！ (2015年7月24日 0時) (レス) id: e94cb77da7 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 案をありがとうございます！OKです。本編が少し落ち着いたら、番外編を書かせていただきます^ ^ (2015年7月23日 23時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sky☆ | 作成日時：2015年3月7日 8時
