【第18話】閻魔大王とご対面 ページ20
A)「……」
どうも皆さん。神楽 Aです。私は鬼灯様と一緒に閻魔大王様の所に訪れています。否、訪れたは良いんですが……
閻魔)「あれ？鬼灯君、その子誰？」
鬼灯)「神楽 Aさんです。先程お話しした迷い人の女性です」
閻魔大王様の体が予想よりも遥かに大きかった為、私は彼の前に立ち尽くし「ポカン」と間抜けに口を開けるしか無かった。
閻魔様、ト〇ロくらい身長があるんじゃ…？身長がかなり高い鬼灯様でさえも、閻魔様と並んで立つとあら不思議、小さく見えました。
鬼灯)「Aさん、どうされました？」
閻魔)「大丈夫？」
A)「え？あ、はい！大丈夫です！」
いけない、あまり人をマジマジと見続けるのも失礼に値するよね。
私は閻魔様から視線を無理矢理剥がし、鬼灯様と交互に見つめることにした。
鬼灯)「大王、早速なのですが、Aさんの身元を調べて下さい。いや、調べろ」
閻魔)「うん、勿論いいy……え、調べろ！？」
A)「命令形……汗」
完全に鬼灯様の尻に敷かれている閻魔様を見て思わず苦笑を浮かべる私。閻魔様、とお聞きしていたから勝手に怖いイメージを浮かべてしまったが、優しい父親のように見えたので安心した。
閻魔)「あ、鬼灯君丁度良かったよ。ついでに針山も見てきてくれない？」
鬼灯)「ﾁｯ ＿＿わかりました」
閻魔)「あ、今さり気なく舌打ちしたでしょ！？酷いよ鬼灯君！！」
鬼灯)「してませんよ。＿＿Aさんは此処で待っていて下さい」
A)「え？」
ふふふー、と閻魔様に父の面影を重ねて喜んでいた私はハッと現実に戻された。えーっと、それはつまり、お留守番ということで合っているだろうか？でも、此処にいても何も出来ないというか、落ち着かないというか……
A)「あ、あのー、私も鬼灯様と一緒に行っても良いでしょうか？」
鬼灯)「え？」
予想外の提案だったのか、鬼灯様は少し驚いたように切れ長の瞳を開いてみせる。
A)「無理も承知なのですが、その……動いていないと落ち着かないというか何というか……」
最後の方の言葉を濁らせつつも、私は自身の胸中を口にした。鬼灯様は暫く悩むように細い指を自分の顎に当てていたが、ふと私の方を見て頷いてくれた。
鬼灯)「わかりました、では私と一緒に来て下さい。ただし離れないように。いいですね？」
A)「！……はい！！」
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ゆず(プロフ) - すみません！3シリーズを見たいのですがパスワードを知りませんので教えていただけないでしょうか？ (11月9日 11時) (
レス) id: f05f2119f4 (このIDを非表示/違反報告)
あいもん - 続きが気になりすぎて寝れません。パスワード教えてもらえますか。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 8700edf818 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 琴魅さん» ありがとうございます！頑張りますね^ ^ (2015年7月24日 6時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
琴魅 - 楽しみにしています！ (2015年7月24日 0時) (レス) id: e94cb77da7 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 案をありがとうございます！OKです。本編が少し落ち着いたら、番外編を書かせていただきます^ ^ (2015年7月23日 23時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sky☆ | 作成日時：2015年3月7日 8時
