薔薇ト共ニ散ル【鬼灯の冷徹 × Ib】

【第11話】「おいでよ」 ページ13

ー鬼灯sideー

数分後、私達は先程の部屋まで戻って来た。やはりここだけ、何だか異様な雰囲気が漂っている…。


白澤)「…！ね、ねぇ、なんか青いペンキが垂れてない…？」


白澤さんが震えながらあの絵画の下を指差した。…確かに、先程はなかったはずの青いペンキが、額縁の下から垂れている。よく見るとそれは、文字になっていた。


鬼灯)「“したに おいでよ A
ひみつのばしょ おしえてあげる。”」



青いペンキで書かれている文字を読み終えた次の瞬間。






バンバンバンバン！！








白・唐)「ひぃ！？((ビクッ」


床に赤いペンキで、“おいでよ おいでよ”と書かれていた。


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【オイデヨ、A】

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