56話 ページ10
Aside〜
バタンと戸の閉まる音がした
音は其の音だけだった
2人と1匹は何も喋らなかった
そんなに沈黙をとくように、銀時が立ち上がった
銀時「いてて腰が………ったくなんだってんだどいつもこいつも」
A『銀時……』
銀時「んだよ…」
今のは反射的に言ってしまった
銀時の気持ちも解らない事ないが……
銀時「………なんだ。文句あんのなコラ、エサ抜くぞあん?」
銀時は定春が此方を見ていたのに気づいて、定春にも出て行きたきゃ出て行けと言った
しかし定春はその言葉を無視して、銀時の着物の裾を匂って何かを出した
コレは……封筒?
銀時「…………めざとい野郎だな、アイツの匂いがすんのか」
銀時「……これで良かったんだよな」
その一言は独り言なのか、それとも僕に言ったのか解らない
銀時「俺も親子ってのがどーいうもんなのかなんてよくわからねーが……………これで良かったのさ」
A『………銀時は親が、家族がいるなら此方より、親がいる方が良いと思ってワザとそう言ったんだろ?僕もその気持は解る…だが、本当に
じゃあ仕事に戻るからな、何かあったら連絡しろよ。そう言って万事屋を出た
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月光(プロフ) - 沙月さん» その気持ち解ります!こっちでは高杉も生きていられるようにしようと思っています。ぜひ楽しみにしていてくださいね! (2019年6月20日 13時) (レス) id: efd138e05d (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 高杉が死んじゃったよ...あのシーンはボロなきしちゃったよ...楽しみにしてます。 (2019年6月20日 3時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月光 | 作成日時:2019年6月11日 1時