【銀魂】不老不死の女は江戸に住んでいます【星海坊主篇】

86話【傘の置き忘れに注意】 ページ48

新八side〜



僕とエリザベスは桂さんが率いている攘夷浪士達に桂さんが行方不明な事を伝えると。

高杉晋助

と言う人が話に出てきた。この人は桂さん失踪と岡田似蔵に関わる重要人物らしい

高杉晋助は桂さんと共に攘夷戦争を戦った盟友だという

人斬り似蔵の他に”紅い弾丸”と恐れられる拳銃使い

来島また子

”変人謀略家”

武市変平太

そして似蔵と同じく人斬りと恐れられる”剣豪”

河上万斉

等を中心に鬼兵隊を復活させたと言う

その事を聞いて僕は走った

目的地は神楽ちゃんが乗り込んだ船だ！


外は雨が降っていた。でも僕がやらなきゃ

銀さんが動けない今、僕がありました行くしかない

でもどうやって忍び込む？なんか浪人がウヨウヨいるし。怖そうな人ばっかだよ、どうしよう……

！？

自分が見たものに自分の目を疑った

なんか変なのいるぅぅ！！

え…エリザベス？その格好は桂さん？何で桂さんの格好してんの

その格好で通れると……

「何だ貴様。怪しい奴め」

ほら！止められるよね、僕だったら止めるもん

「こんな怪しいやつ生まれて初めて見るぞ。怪しいを絵に描いたような奴だ」

何やってんのあの人！？あ、人じゃなかった

危ない！殺られる！

そう思ったが、先に出たのはエリザベスだった。口からバズーカをぶっ放した。え！？何してんの！？

バレるよ！？

助けないと！エリザべ…

僕がエリザベスの元に行こうとすると、エリザベスから刀を投げられた

エリー【早く行け】

ェ、エリザベス先輩ィィィ！！

新八「うおおおおお！！」

僕は刀を持って神楽ちゃんがいるであろう、船に乗り込んだ


Aside〜



晋助が部屋から出ていった後僕は布団の中にいた。何故晋助はあんな顔をしたんだろう。何故松陽の代わりに僕を護ると言ったんだろう。お前は代わりにはなれないんだぞ。反対に晋助の代わりになれる奴なんていない

横を見ると僕の愛刀が置いてあった

そろそろコイツも鍛冶屋にメンテナンスをしに行かなきゃな。するりと刀を撫でる。コイツは光が当たると薄っすらと黄色に光るんだ。綺麗だろう？

何十年も一緒にいる相棒だ

刀を眺めているとドカァァンッッと爆発音がした。何事かと思って外を見ると、船の一部が爆撃されていた

僕は外に出ようとした、でも晋助のあの顔が頭にうかぶ……

………ゴメンな

僕は机が近くにあったので紙に”ゴメン”と書いた。そして刀を持って襖を開けた

87話【バカとワルは高い所がお好き】→←85話【満月は人を狂わせる】

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す