72話 ページ32
Aside〜
コイツ今口説くと言ったか
A『口説く?僕は女性を口説く趣味なんてないぞ…?』
そもそも僕は女何だか……
しかも女性を口説いた事なんて一度もないし、口説かれた事もない
でもナンパはあったな
しかし銀時は僕の話を聞かず、こう言えと僕の耳に口を寄せた
_____って言えば良いから
A『…………そんな恥ずかしい事言えるか!』
銀時「良いから良いから」
銀時はそう言って、僕を受付の人の方へ押した
何も良くない!
ま、まァ先に進むためだしかたがない…
僕は受付の人の手を取り言った
A『…睡蓮の花のごとき果敢なくそして可憐なお嬢さん。その美しく儚い姿に僕は参ってしまうよ。白く美しい此の肌、男を魅了する濡羽色の様な髪、そして髪と同じ様に黒く美しい瞳…あぁ神よ、貴方は私の前にこの世の者とは思えないほど美しい人を遣わされたのですね』
僕がそう言うと受付の女性は紅くなる
受付「あ、あのッ」///
A『あぁ何と罪深い方…いえ、僕をこんなにも魅了する天使様なのでしょう………しかし神は後悔されているのでしょうね、何故って?こんなにも可憐で美しい…それに加えて目を一瞬でも離してしまえば、消えてしまうような儚さも持つ天使様を僕に遣わせたのですから。僕はもう貴女の事で胸が一杯です。優しき天使様どうか私の願いを叶えて下さいませんか?』
銀時から下からその人を見るように言うと、成功率がアップすると聞いた。あと若干涙目で言うと良いらしい。しかし随分急だったが大丈夫か?
受付「はい♡何なりとお申し付けください♡」
あ、大丈夫だった
A『此処通してくれない?』
僕がそう言うと、受付の女性はあちらですとエレベーターの方を指差した
A『ありがとう』
僕がお礼を言って行こうとすると、あ、あの…っと声が掛かった
僕が振り向くと、受付の女性は顔を赤らめていた
A『あ、この事は内緒ね?』
ちゃんと口止めをしないといけないだろう?
僕が口に人差し指を当て言うと、受付の女性は控えめに首を立てに振ってくれた
その時、ドォォンと鈍い音が聞こえた
早く行かないといけないな、僕達はエレベーターに乗った
銀時「A結構ノリノリだったろ。スラスラ言葉出しやがって、さては初めてじゃないな?」
A『イヤ、口説いたのも口説かれた事もない。容姿を沢山褒めただけだ。案外いけたな…』
銀時「(コイツホストとか向いてそう。むしろ天職なんじゃね?)」
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月光(プロフ) - 沙月さん» その気持ち解ります!こっちでは高杉も生きていられるようにしようと思っています。ぜひ楽しみにしていてくださいね! (2019年6月20日 13時) (レス) id: efd138e05d (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 高杉が死んじゃったよ...あのシーンはボロなきしちゃったよ...楽しみにしてます。 (2019年6月20日 3時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月光 | 作成日時:2019年6月11日 1時